白人至上主義の男性が、登録していた出会い系サイトから永久に追放される
バージニア州で起きた事件当時、白人至上主義者の集会に参加していた男性が、加入していた出会い系サイトから追放された。
「愛を求める場所に憎悪の居場所はない」
その男性とはChris Cantwellさん(36)。彼はシャーロッツビルで事件が起きた8月11日、白人至上主義者の集会に参加。
その後、メディアにも出演して人種差別や暴力を正当化。さらにそれ以前から、ネットでも憎悪を煽るような過激な言動を繰り返してきたという。
やがてMatch.comが運営する出会い系サイト「OkCupid」は、第三者からの通告を受け、Cantwellさんが自身のサイトに入会していた事実を発見。
8月18日にツイッターで「10分以内に、私たちはCantwellさんの利用を永久に禁止します」とコメント。
さらに「愛を探し求める場所に、憎悪の居場所はない」とツイートしたという。
There is no room for hate in a place where you're looking for love.
— OkCupid (@okcupid) August 17, 2017
またCantwellさんはすでに規約違反があったとして、フェイスブックなど複数のプラットフォームの利用も禁止されているとか。
本人が現状を涙ながらに訴える
そして先週の水曜日、Cantwellさんは自身の姿をYouTubeで公開。サイトから追放されたことに関しては述べていないが、現在自らに逮捕状が出ている可能性があると主張した。
動画の中で彼は涙を拭いながら「私はシャーロッツビル警察に電話をした。そして自分に逮捕状が出ていると聞いた、と伝えた。すると警察は『そのことについて確認はしていないが、地元の判事かどこかへ行けば、はっきりさせられる』と語った」と説明している。
さらに彼は「私は今何をすべきか分からない。自分は逮捕されるおそれがあり、殺される可能性もある」と涙を浮かべながらに現状を訴えたそうだ。(了)
出典元:NYPost:White supremacist banned from OkCupid(8/18)