アラスカ航空から落下した携帯電話、ほぼ無傷の状態で回収される
事故を起こしたアラスカ航空から落ちたとみられるiPhoneが、ある男性によって回収された。
散歩に出かけ、機体の一部を探す
その男性とは、アメリカのオレゴン州で暮らす、ショーン・ベイツさんだ。
1月5日、アラスカ航空の1282.便はオレゴン州にあるポートランド国際空港を離陸後、窓を含むパネルが落下し、緊急着陸を余儀なくされた。
その後、米国家運輸安全委員会は、「ボーイング737Max-9型機」から落下したパネルを発見するため、住民に協力を求めたという。
ベイツさんは1月7日に散歩に出かけ、パネルや機体の一部が落ちていないか探していたところ、道路脇でiPhoneを見つけたそうだ。
Found an iPhone on the side of the road… Still in airplane mode with half a battery and open to a baggage claim for #AlaskaAirlines ASA1282 Survived a 16,000 foot drop perfectly in tact!
When I called it in, Zoe at @NTSB said it was the SECOND phone to be found. No door yet😅 pic.twitter.com/CObMikpuFd
— Seanathan Bates (@SeanSafyre) January 7, 2024
電話にロックが掛かっていなかった
ベイツさんが発見した時、iPhoneはかなりきれいで、傷などもなかったという。
また当初は車から投げ捨てられた可能性も疑ったが、電話にロックが掛かっていなかったため、画面を開けてしまったそうだ。
そのiPhoneは機内モードになっており、アラスカ航空1282便の旅行確認書と手荷物受取書などもあったという。
その後、ベイツさんは国家運輸安全委員会に連絡。すると職員から、これがアラスカ航空の事故で見つかった、2つ目の乗客の携帯電話だと知らされたそうだ。
アラスカ航空の1282便は、事故当時、1万6000フィート(約4900m)の高さを飛行していたと言われている。(了)
出典元:ABC News:Passenger phone found on ground after Alaska Airlines emergency(1/8)