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無数のミサイルの破片が、クリミア半島の海に雨のように降り注ぐ【動画】

無数のミサイルの破片が、クリミア半島の海に雨のように降り注ぐ【動画】
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先日、ウクライナ軍がクリミア半島を攻撃したが、その際の衝撃的な動画がSNSに浮上している。

 

5発のミサイルのうち1発が空中で爆発

 

ロシア国防省によれば、ウクライナ軍は6月23日、クリミア半島を攻撃し、子供を含む4人が死亡、153人が負傷したという。(当初、死者数は5人と発表していた)

 

ロシア国防省は、この攻撃で、アメリカがウクライナに供与した「ATACMS」のミサイル5発が使われ、そのうち4発を撃墜したが、1発が空中で爆発したと述べていた。

 

そしてSNSには、そのミサイルの破片らしきものが、クリミア半島の海やビーチに降り注ぐ動画が投稿されている。

 

映像には、海に落下した無数の物体が大きな水しぶきを上げ、同時にビーチにいた観光客らが、逃げ出していく様子が映っていた。それがこちら。

 

クラスター弾が搭載されていた可能性

 

ロシア側は、このミサイルにクラスター弾が搭載されていたと主張しており、海に落下したものもクラスター弾だった可能性が指摘されている。

 

またウクライナ軍は、この攻撃でロシアの宇宙通信施設を狙ったとされており、直接民間人がいるビーチを攻撃したとは考えられていない。

 

この場所は、クリミア半島南西部の町、セバストポリにあるUchkuevkaビーチとされ、破片などは海だけでなく、砂浜や町にも落下したという。

 

ビーチの近くのカフェでは、浜から逃げ出し、パニックに陥った観光客で溢れたそうだ。

 

ちなみにオランダ・ハーグにある国際刑事裁判所は6月25日、ロシアの元国防大臣であるセルゲイ・ショイグ氏と、ロシア軍参謀総長のヴァレリー・ゲラシモフ氏に対し、逮捕状を発行した。

 

2人は民間人に危害を加え、民間施設を攻撃するなどし、戦争犯罪や人道的な罪を犯したとして、告発されていたという。

 

ただロシアは国際刑事裁判所の締約国ではなく、2人が国内にいる限り、逮捕される可能性は低いと考えられている。(了)

 

出典元:METRO:Russian tourists flee as missile fire rains down on crowded beach in Crimea(6/25)

出典元:The Guardian:ICC issues arrest warrants for Russian officials over alleged Ukraine war crimes(6/25)

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