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ペルーの奥地で暮らす非接触部族、彼らの動画の撮影に成功

ペルーの奥地で暮らす非接触部族、彼らの動画の撮影に成功
X_Survival International

南米のペルーで、現代文明と接触していない部族たちの撮影に成功し、動画がネットに投稿されている。

 

50人以上の部族が姿を現す

 

この動画を公開したのは、イギリス・ロンドンを拠点とし、先住民や部族の権利を訴えている人権団体「サバイバル・インターナショナル」だ。

 

同団体によれば、その映像はペルー南西部、モンテ・サルバドのYine村付近で撮影され、そこには50人以上のマシュコ・ピロ(またはマシコ・ピロ)族が現れたという。

 

「サバイバル・インターナショナル」は、マシュコ・ピロ族を世界最大規模の「非接触部族」と考えており、彼らの保護を訴えている。

 

マシュコ・ピロ族が暮らす地域で伐採

 

実は、マシュコ・ピロ族が暮らす地域には、いくつかの伐採会社が木材伐採権を保有しており、今回撮影された場所から、わずか数キロ離れたところで、実際に木材の伐採が行われているという。

 

また非接触部族ではない現地のイネ族も、マシュコ・ピロ族と話をし、彼らが自分たちの土地に伐採業者がいることを激しく非難したと報告している。

 

ただこれらの伐採業者は、FSC(森林管理協議会)の認定を受けており、ペルー政府も8年前からマシュコ・ピロ族の地域内での伐採を認めているそうだ。

 

 

地元先住民組織「FENAMAD」のアルフレド・バルガス・ピオ会長は、今回動画がこの地域にマシュコ・ピロ族が住んでいる証拠だとし、次のように訴えている。

 

「伐採労働者が新しい病気を持ち込み、マシュコ・ピロ族を絶滅させる可能性があります。また、どちら側でも暴力が発生するリスクがあるため、マシュコ・ピロ族の領土権が法律で認められ、保護されることが非常に重要です」

 

また「サバイバル・インターナショナル」のキャロライン・ピアース氏も「これは人道的災害の始まりです。伐採業者を追い出し、マシュコ・ピロ族の領土がようやく適切に保護されることが絶対に不可欠です」と訴え、FSC(森林管理協議会)が伐採業者の認証を取り消すよう求めた。(了)

 

出典元:ABC News:Rare pictures released of uncontacted Amazon rainforest tribe in Peru emerging near logging site(7/18)

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