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イスラエル軍が、ガザ地区中部や南部での地上侵攻を拡大

イスラエル軍が、ガザ地区中部や南部での地上侵攻を拡大
X_Eretz Israel

先日、ガザ地区中部や南部に新たな退避命令が出されたが、イスラエル軍はそれらの地域での地上攻撃を行っていると明らかにした。

 

中部や南部に新たな退避命令

 

イスラエル軍は8月18日、第98師団が再び、ガザ地区南部のハンユニスにあるハマド地区で戦闘を繰り広げていることを明らかにした。

 

またこれまで地上侵攻が行われてこなかった、ガザ地区中部のDeir el-Balahでも、イスラエル軍の兵士が作戦を進めていることを認めた。

 

イスラエル側は16日にも、ハンユニスやDeir el-Balahにいるパレスチナ人に新たな退避命令を出していたが、これはパレスチナ側の戦闘員が「安全地帯」で新たな作戦を開始したからだと主張していた。

 

空爆により中部で9人が死亡

 

イスラエル軍は地上侵攻と同時に、空爆も繰り返し行っており、18日には中部で少なくとも9人のパレスチナ人が死亡、数十人が負傷したという。

 

ガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプでは、イスラエル軍により住宅が空爆され、5人のパレスチナ人が死亡、子供を含む20人以上が負傷したそうだ。

 

 

また同じく中部、Deir el-Balahの東にある住宅も、イスラエル軍により空爆され4人が死亡、さらに数人の負傷者が出て、病院へ搬送されたと言われている。

 

さらにガザ地区南部のラファ北西部でも、イスラエル軍の攻撃により、数人が負傷。地元の人々の話によれば、イスラエル軍の空爆が、集まっていたパレスチナ人のグループをターゲットにしていたという。

 

ガザ地区の保健当局は8月18日、過去1日で25人が死亡、72人が負傷したと発表。昨年の10月以来、イスラエル軍の攻撃で4万99人のパレスチナ人が死亡し、負傷者は9万2609人になったという。

 

アメリカのブリンケン国務長官は18日、ガザ地区での停戦を実現させるため、イスラエル中部の都市、テルアビブに到着した。(了)

 

出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: Blinken arrives in Tel Aviv(8/18)

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