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高身長で世界2位のパラリンピック選手、選手村で床に寝ていたと判明

高身長で世界2位のパラリンピック選手、選手村で床に寝ていたと判明
olympics.com

世界で2番目に背の高い男性が、シッティングバレーボールの選手の中にいる。その彼は、パリ·パラリンピックの選手村で、床の上で眠らざるを得なくなっていた。

 

成長ホルモンの異常で高身長に

 

身長246cmのモルテザ·メヘルザードさんは、パラリンピックに出場しているイランのシッティングバレーボールチームのメンバーだ。(シッティングバレーボールとは、座ったまま手足で移動してプレイするバレーボール)

 

36才になるモルテザさんは、先天的な先端巨大症で成長ホルモンが過剰に生成され、16才の時すでに身長が6フィート(約183cm)以上あったという。また、その頃に交通事故に遭って骨盤を骨折し、右足の成長が止まったため、左足より右足が15cm短くなってしまった。

 

その後彼は、イラン国内のリアリティ番組に出演したことをきっかけに、シッティングバレーのヘッドコーチであるHadi Rezaei氏に見出されて選手となった。過去2つのパラリンピックで金メダルを獲得し、海外メディアによれば、彼はシッティングバレーの「レジェンド」であるとのこと。

 

だが、それほどの選手に特製ベッドが準備されることはなく、今回のパリ·パラリンピックでは、床に寝ていたことが判明した。

 

ベッドが無いことをコーチが明かす

 

床の上で寝ていることを明かしたのはモルテザさん本人ではなく、コーチのRezaei氏だ。メディアに最近、こう話した。

 

「東京(2020年パラリンピック)では、特別なベッドを用意してもらえたのですが、残念ながらここ(パリ·パラリンピック)ではそうは行きませんでした。彼(モルテザ)は床の上で寝ます。ただ、特製ベッドはありませんが、彼の心の中にはもっと大事な目標があります。床に寝ようが、あるいは食事の量が十分でなかろうが、そんなことはどうでもいいんです。彼は、どうあろうともチャンピオンになると心に決めていますから」(了)

 

出典元:Metro:World’s second tallest man forced to sleep on the floor in Paralympic village(8/31)
出典元:olympics.com:NO BED, NO PROBLEM FOR WORLD’S SECOND TALLEST MAN MORTEZA MEHRZAD AS HE SETS HIS SIGHTS ON PARALYMPIC HAT-TRICK(8/31)
出典元:Wikipedia/モルテザ·メヘルザード
出典元:Wikipedia/シッティングバレーボール

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