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ガザ地区南部でイスラエル軍による攻撃が激化、44人のパレスチナ人が死亡

ガザ地区南部でイスラエル軍による攻撃が激化、44人のパレスチナ人が死亡
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ガザ地区南部では、「ハマス」の戦闘員とイスラエル軍の激しい戦闘が続いており、多くの民間人も犠牲になっている。

 

南部のラファやハンユニスで空爆

 

イスラエル軍は9月20日、ガザ地区南部へ攻撃を行い、ラファ市の北東部にある学校「ar al-Fadhila School」付近に3回の空爆を行ったという。

 

また同じくラファでは2軒の住宅が空爆され、地元の「ナセル病院」のデータでは、15人のパレスチナ人の死亡が確認され、その中には3人の子供も含まれていたそうだ

 

さらにガザ南部のハンユニスでも、イスラエル軍の空爆で住宅が狙われ、6人が死亡した。

 

ガザ地区中部や北部も攻撃

 

ガザ地区中部にもイスラエル軍は攻撃を加え、狙われたヌセイラト難民キャンプでは、1人のパレスチナ人が死亡、1人が負傷したという。

 

またガザ地区北部のガザ市でも、イスラエル軍の攻撃により、1人が殺害され、数十人が負傷。まだ5人が行方不明になっているそうだ。

 

5人は瓦礫の下に埋まっていると考えられているが、ガザ地区ではブルドーザーや重機が不足しているため、捜索活動が難航している。

 

ガザ地区の医療関係者によれば、20日には各地で、44人のパレスチナ人がイスラエル軍により殺害されたという。

 

レバノンも空爆、14人が死亡

 

イスラエル空軍は20日、レバノンの首都・ベイルート南部の郊外も戦闘機で空爆。レバノンの保健省は、少なくとも14人が死亡し、数十人が負傷したと明らかにした。

 

 

イスラエル軍はこの空爆により、「ヒズボラ」の精鋭「ラドワン部隊」の司令官を殺害したと主張した。

 

その後、「ヒズボラ」側も、イスラエル軍の攻撃により、「ラドワン部隊」のIbrahim Aqil司令官が殺害されたと認めたという。(了)

 

出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: ‘Netanyahu knows the Americans cannot stop him’(9/20)

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