ガザ地区南部でイスラエル軍による攻撃が激化、44人のパレスチナ人が死亡
ガザ地区南部では、「ハマス」の戦闘員とイスラエル軍の激しい戦闘が続いており、多くの民間人も犠牲になっている。
南部のラファやハンユニスで空爆
イスラエル軍は9月20日、ガザ地区南部へ攻撃を行い、ラファ市の北東部にある学校「ar al-Fadhila School」付近に3回の空爆を行ったという。
また同じくラファでは2軒の住宅が空爆され、地元の「ナセル病院」のデータでは、15人のパレスチナ人の死亡が確認され、その中には3人の子供も含まれていたそうだ
さらにガザ南部のハンユニスでも、イスラエル軍の空爆で住宅が狙われ、6人が死亡した。
At least 13 Palestinians, including three children, have been killed in Israeli air attacks on two homes in the Mesbah area of southern Gaza’s Rafah city.
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— Al Jazeera English (@AJEnglish) September 20, 2024
ガザ地区中部や北部も攻撃
ガザ地区中部にもイスラエル軍は攻撃を加え、狙われたヌセイラト難民キャンプでは、1人のパレスチナ人が死亡、1人が負傷したという。
またガザ地区北部のガザ市でも、イスラエル軍の攻撃により、1人が殺害され、数十人が負傷。まだ5人が行方不明になっているそうだ。
5人は瓦礫の下に埋まっていると考えられているが、ガザ地区ではブルドーザーや重機が不足しているため、捜索活動が難航している。
ガザ地区の医療関係者によれば、20日には各地で、44人のパレスチナ人がイスラエル軍により殺害されたという。
Israeli forces have killed at least 27 Palestinians in tank and air attacks across Gaza, as tanks advanced further into northwest Rafah near the border with Egypt https://t.co/r5pBBOAUDj pic.twitter.com/yJbZkKmXnN
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レバノンも空爆、14人が死亡
イスラエル空軍は20日、レバノンの首都・ベイルート南部の郊外も戦闘機で空爆。レバノンの保健省は、少なくとも14人が死亡し、数十人が負傷したと明らかにした。
At least 14 people were killed and dozens injured in an Israeli air attack on a Beirut suburb on Friday, with the Israeli military claiming to have a killed a senior Hezbollah commander. pic.twitter.com/k3FWhYRKc9
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イスラエル軍はこの空爆により、「ヒズボラ」の精鋭「ラドワン部隊」の司令官を殺害したと主張した。
その後、「ヒズボラ」側も、イスラエル軍の攻撃により、「ラドワン部隊」のIbrahim Aqil司令官が殺害されたと認めたという。(了)
出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: ‘Netanyahu knows the Americans cannot stop him’(9/20)