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外側はぬるぬる、内側は硬い…謎の「白い塊」がカナダの海岸に多数漂着

外側はぬるぬる、内側は硬い…謎の「白い塊」がカナダの海岸に多数漂着
Facebook/Philip Grace

なんとも不思議な物体が、カナダの海岸線に多く打ち上げられ、人々を困惑させている。

 

海岸線に無数漂着

 

その物体はここ数カ月間、カナダ東部、ニューファンドランド島の海岸に打ち上げられているという。

 

それは外側がぬるぬるしていて、内側は硬くてスポンジ状をしており、驚くほど燃えやすいそうだ。

 

この謎の白い塊は、すでに46kmの海岸線に無数漂着しており、住民と海洋研究者の両方を困惑させている。

 

「67年間、一度も見たことはない」

 

地元の町、パトリックス・コーブの住人であるデイブ・マクグラスさんは、次のように語っている。

 

「ひっくり返す前は、窪みのある小さな泡ができているので、パンケーキのように見えました。棒で数回突いてみたところ、中はスポンジ状で硬かったです。私はここに67年間住んでいますが、このようなものは一度も見たことがありません」

 

この白い塊は、これまでパラフィンワックス(蝋)や海綿、アンバーグリス(クジラの結石:龍涎香)ではないか、との説が唱えられたが、どれにも当てはまっていない。

 

またクジラの精子や嘔吐物の可能性も否定されており、触っても安全なのか、有毒なのかも明らかにされていない。

 

マクグラスさんは、この物質がパトリックス・コーブの北にある製油所を往復している、船から排出されている可能性があると推測している。(了)

 

出典元:The Guardian:Mysterious gooey blobs washed up on Canada beaches baffle experts(10/15)

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