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【中国】車暴走事件、BBCの記者が取材中、現場で男に突き飛ばされる

【中国】車暴走事件、BBCの記者が取材中、現場で男に突き飛ばされる
X_@bbcchinese

先日、中国南部の広東省で、車が人込みに突っ込み、35人が死亡する事件が起きたが、その取材中、BBCの記者が住民らしき人物に妨害された。

 

男から撮影中止を命じられる

 

この事件は11月11日の夜、広東省珠海市にあるスポーツセンターの敷地内で起きた。離婚調停に不満を持った男が車を暴走させ、人混みに突っ込み、少なくとも35人が死亡、数十人が負傷した。

 

そしてこの事件を現場で取材していたBBCの中国特派員、スティーブン・マクドネル氏は突然、正体不明の怒った男から撮影中止を命じられたという。

 

マクドネル氏は最初、怒った男を無視して取材を続けたようとしたが、再び男が戻ってきて、マクドネル氏を押しのけてカメラを突き飛ばし、レンズを手で覆ったそうだ。

 

そして「撮影をやめろ!」と男は怒鳴り、マクドネル氏を突き飛ばした。その様子がこちら。

 

地元民を装った共産党員か?

 

マクドネル氏は「そんなことするな、警察も呼ぶぞ。あなたは誰だ?あなたには、私たちの邪魔をする権利はない」と訴えたという。

 

すると男は「私は中国国民だ。あなたは中国で何かを撮影しているんだろ」と威嚇し、さらにカメラマンを再び、突き飛ばしたそうだ。

 

その後、男は去っていったが、BBCによれば、地元共産党幹部らは外国人ジャーナリストの報道を阻止するため、地元民を装った人員を組織しているという。

 

この事件では、現場から逃走しようとした62歳の男が逮捕されているが、自殺未遂を図ったため、現在も昏睡状態にあると伝えられている。(了)

 

出典元:MailOnline:Moment BBC reporter is attacked by irate man at scene of Chinese car ramming atrocity that left 35 dead with pair furiously rowing live on air(11/12)

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