「ヤクザはまだいるんだな」~京都のラーメン屋の炎上が海外でも取り上げられる
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現在、京都のとある人気ラーメン店がSNSで不穏な投稿をして炎上をしている。その炎上が、海外のメディアでも取り上げられた。
低評価の口コミに懸賞金をかけて犯人捜し
今回炎上しているのは、京都で人気の二郎系ラーメン店「TOYOJIRO(とよ次郎)」だ。お店のInstagramで、低評価の口コミを書いたとされる人物を晒し、情報提供者には「見つけて処刑できたら10万円×2名分支払います」と投稿したのだ。投稿内容と時間から、監視カメラで人物を特定したとのこと。
2月19日、このことを230万人以上の登録者がいるYouTuberのコレコレ氏がX上で投稿。幅広く拡散され、Googleマップの店名が「とよ次郎脅迫支店」に変更されたり、大きなラーメンフェスへの推薦が取り消されたり、冷凍ラーメンの話が流れたりなどの影響が合ったようだ。
その後、店は「賛否はあるかと思いますが、いきすぎた行為に対しては反省致しております」と投稿している。
海外の反応
2月21日、この炎上をDexertoが紹介した。
A Kyoto ramen shop has put a bounty on the heads of two people who left negative restaurant reviews pic.twitter.com/rUHLxpUgRH
— Dexerto (@Dexerto) February 21, 2025
記事では、「多くのラーメンファンが、顧客に対するオーナーのコメントに困惑した」と伝えている。この記事に対してX上では、「おもしろいね、こうすれば評価が向上するって思っているんだ」「口コミを荒らしてくれってお願いしているようなもんだな」などのリプライが寄せられている。
また、「ヤクザはまだいるんだな」など店主の行動をヤクザと表現したものも多く、海外でも店主の投稿は反社会的だと捉えられているようだ。
今回は残念な結果になったが、店主はお店の味に絶対的な自信を持っているとのこと。今回の低評価も、味ではなく店の態度についてだ。ラーメン好きは心構えをして食べに行ってもよさそうだ。(了)
参考:Dexerto「Ramen shop owner places bounty on heads of negative reviewers」(2/21)