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ガザ地区の学校をイスラエル軍が空爆、19人が死亡、スペインが圧力

ガザ地区の学校をイスラエル軍が空爆、19人が死亡、スペインが圧力
X_@AnasAlSharif0

ガザ地区にある学校をイスラエル軍が空爆し、多くのパレスチナ人が殺害された。

 

赤十字の職員2名も死亡

 

イスラエル軍は5月25日、ガザ地区北部のガザ市にある学校「Fahmi al-Jarjawi School」を空爆し、建物内で火災が発生した。

 

この学校には、数多くのパレスチナ人が避難しており、空爆により6人の子供を含む、少なくとも19人が死亡したという。

 

死亡した人の中には、生きたまま焼け死んだ人もいたと言われている。

 

 

ガザ市西部の住宅も空爆を受け、少なくともパレスチナ人4名が死亡した。

 

またガザ地区南部のハンユニスでは、イスラエル軍の空爆により、赤十字職員2名が死亡。目撃者は、イスラエル軍があえて標的にしていたと述べている。

 

同じくハンユニスのBani Suheila地区にある、避難民のテントもイスラエルの無人機攻撃にさらされ、子供1人が死亡、家族4人が負傷したそうだ。

 

ガザ地区中部にあるマガジ難民キャンプでも、人々が避難していた幼稚園が空爆を受け、少なくとも1人のパレスチナ人が死亡、数人が負傷したという。

 

ガザ地区の保健当局は5月25日、全域で少なくとも57人のパレスチナ人が殺害されたと報告している。

 

イスラエルへの制裁を呼び掛ける

 

スペインのマドリードでは5月25日、欧州とアラブ20カ国の外相、または国際機関が集まり、ガザ地区での戦闘を終結させるための会議が開かれた。

 

この会議において、スペインのJose Manuel Albares外相は、「もはや目的のないこの戦争を阻止する」ことを目指しているとし、次のように述べた。

 

「ガザ地区における、悲惨な人道的大惨事のこの瞬間に、我々はこの戦争を止め、そして滞りなく届けられなければならない人道支援の封鎖を打破することを目指しています」

 

またAlbares外相は、「パレスチナとイスラエルが、平和と安全の中で共存する二国家共存こそが解決策だ」とし、イスラエルへの制裁を検討するよう世界に呼びかけたという。

 

イスラエルの米大使館で放火未遂

 

イスラエルのテルアビブにあるアメリカ大使館で先日、放火未遂事件が起き、アメリカとドイツの二重国籍の男が逮捕された。

 

ニューヨーク連邦検察官によると、ジョセフ・ニューマイヤー容疑者はイスラエルに渡航し、5月19日には火炎瓶の入ったリュックを背負い、大使館に近づき、警備員ともめたという。

 

その後、ニューマイヤー容疑者は逃走したが、警備員が捕まえようとした際、リュックサックを落としたそうだ。

 

そして警察がホテルまで追跡して、ニューマイヤー容疑者を逮捕したという。(了)

 

出典元:Aljazeera:LIVE: Israel bombs Gaza school, kills 19; EU, Arab nations urge end to war(5/26)

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