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地球が丸くないことを証明しようとした男性、乗り込んだ自作ロケットが墜落し死亡

地球が丸くないことを証明しようとした男性、乗り込んだ自作ロケットが墜落し死亡
Twitter/Justin Chapman

地球が丸いのかを自らの目で確かめようとしたパイロットが、自作ロケットに乗り込み、その後墜落して死亡した。

 

パラシュートが放出されるも姿は見えず

 

そのパイロットとは「Mad Mike」と呼ばれている、Michael Hughesさん(64)だ。

 

彼は以前から、地球が平らであるとする理論を唱えており、それを証明しようとしていたという。

 

そして2月22日午後14時頃(現地時間)、地球が丸いのか、それとも平らなのかを自分の目で見定めるため、自らが作り上げたロケットに乗り込み、カリフォルニア州のBarstow,付近で打ち上げの実験を行った。

 

しかし打ち上げ直後に、ロケットは墜落。地上に衝突した。

 

ロケットが墜落する前、パラシュートが放出されたが、そこにHughesさんの姿はなく、墜落後に死亡が確認されたという。下の映像には墜落する場面があるため、閲覧にはご注意いただきたい。

 

200万円かけてロケットを製作

 

Hughesさんは、パートナーのWaldo Stakesさんらの助けを借り、約1万8000ドル(約200万円)をかけて自作ロケットを製作。今回の打ち上げでは、高度1525mに到達することを目指していたそうだ。

 

このロケットの推進力は蒸気とされ、今回の打ち上げもアメリカの「Science Channel」という番組で取り上げられていたとか。

 

Hughesさんこれまで何度もロケットの試験を試みており、「Science Channel」もその姿を記録し続けていたが、番組は今回の打ち上げの失敗を確認し、Hughesさんの死についてお悔やみの言葉を述べている。

 

ただ関係者の話によれば、Hughesさんは「地球が平らである」ことを本当に信じていたわけではなく、ロケットを作ることが目的で、そう主張することにより地球平面論者のコミュニティから資金援助を得ていたとも語っているという。(了)

 

 

出典元:METRO:Man dies after homemade rocket crashes on mission to prove earth is flat(2/23)

出典元:BBC:‘Mad’ Mike Hughes dies after crash-landing homemade rocket(2/23)

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