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ついに米・KFCも植物由来のチキンを導入、国内でテスト販売を実施

ついに米・KFCも植物由来のチキンを導入、国内でテスト販売を実施
Twitter/KFC

アメリカの食文化の一部となっている、ケンタッキーフライドチキン(KFC)。この企業がついに、植物由来の代用肉を使った製品をテスト販売することになった。

 

アトランタの1店舗で試験販売

 

KFCは8月26日、カリフォルニア州を拠点にしている代用肉メーカーの「Beyond Meat」とパートナーを組み、植物由来の代用チキンの製品を導入する最初のファーストフードチェーンになると、声明を発表した。

 

その代用チキンとは「Beyond Fried Chicken」。まだテスト段階で、8月27日からジョージア州のアトランタにある店舗の1つで、販売を始めたという。

 

この植物由来の肉は、ナゲットや骨なしウイング(手羽元)で使用され、3つのソースにつけて食べられるそうだ。

 

植物由来だと見分けるのが難しい

 

KFCでは、このアトランタでの試験販売を基に、より広範囲でテストを行い、将来的に全国で販売することを検討していると声明で発表した。KFC・USのKevin Hochman社長は、次のように述べている。

 

「KFCのBeyond Fried Chickenは非常に美味しく、私たちの顧客も、それが植物由来だと見分けるのは難しいと思います。私は顧客が『チキンのような味』と言うと思います。また顧客は驚き、『ケンタッキーのフライドチキンのようだ』とも言うでしょう」

 

アメリカでは人々が健康への懸念から、このような植物由来の代用肉を利用し、需要が伸びているという。

 

バーガーキングの「Impossible Whopper」も植物由来のパテを使っているが、こちらはすでにアメリカ国内の多くの店舗で購入できるそうだ。

 

日本でもそのうち、植物由来のケンタッキーフライドチキンが食べられるようになるのかもしれない。(了)

 

 

出典元:USA TODAY:KFC testing plant-based Beyond Fried Chicken. Here’s where to try it.(8/26)

出典元:ABC News:Where to try KFC’s new plant-based fried chicken(8/26)

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