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先日、香港でサッカーの親善試合が行われたのだが、出場予定だったリオネル・メッシ選手を巡り、観客席からブーイングが起きたという。

「インテル・マイアミ」が香港で試合

2月4日、米メジャーリーグサッカー（MLS）のチーム「インテル・マイアミ」が香港で親善試合を行い、香港選抜チームと対戦した。

「インテル・マイアミ」は「4-1」で香港選抜チームに勝利したが、所属するメッシ選手は90分間、試合に出場しなかったという。

このため怒ったメッシ選手のファンたちは「返金しろ！」と、ブーイングを浴びせ続けたそうだ。

Furious fans chanted for a refund during Inter Miami’s much-hyped match in Hong Kong on Sunday as Lionel Messi remained on the sidelines for the entire 90 minutes, despite pre-game assurances that the superstar player would take the field. https://t.co/BBwbEguBnS pic.twitter.com/eW2VlnPxzq

— ABC News (@ABC) February 5, 2024

観客にも挨拶せず

試合後、インテル・マイアミのヘッドコーチ、ヘラルド・マルティーノ氏は、メッシ選手が筋肉の炎症に苦しんでいると語った。

しかし多くのファンは、なぜメッシ選手が少なくともピッチのそばを歩いたり、観客に挨拶したりしなかったのか疑問を抱いたという。

このためチームの共同オーナーであるデビッド・ベッカム氏がスピーチした時にも、観客はブーイングを行っていたそうだ。

ただベッカム氏は、ブーイングされながらも品位を示し、スタジアムを歩き回って、来てくれた観客に感謝の言葉を述べたという。

この試合のチケットは最大で620ドル（約9万円）もし、特にメッシ選手のプレーを見るためだけに香港を訪れたファンもおり、海外から飛行機で駆け付けた人物もいたとか。

また試合前に先立ち、香港中の広告にはメッシ選手の顔が表示されていたそうだ。（了）

出典元：ABC News：Messi a no-show in Hong Kong; outrage ensues after Inter Miami star doesn’t play(2/6)