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マリウポリの製鉄所内で激しい戦闘、ロシア側は停戦の用意を発表

マリウポリの製鉄所内で激しい戦闘、ロシア側は停戦の用意を発表
Twitter/анісія

ウクライナ南東部の都市・マリウポリの製鉄所内では、ウクライナ軍がロシア軍と「困難な血みどろの戦い」を繰り広げているという。

 

製鉄所内にロシア軍が侵入

 

アゾフ連隊のデニス・プロコペンコ司令官は、マリウポリのアゾフスタル製鉄所内における状況は「困難」としながらも、「敵(ロシア軍)の圧力を抑えるために超人的な努力をしている我が兵士を誇りに思う」とテレグラムのメッセージで述べた。

 

製鉄所内には約1000人の民間人が閉じ込められていたが、先日150人以上が避難に成功したと伝えられている。

 

しかしその後、製鉄所にはロシア軍による激しい攻撃が加えられ、まだまだ多くの市民が脱出できずに取り残されている。

 

ウクライナ政府関係者によれば、ロシア軍は5月4日にはアゾフスタル製鉄所の領内に侵入したという。

 

またSNSのアカウントには、民間人が製鉄所内に避難しているところを空爆が襲った動画も投稿されているが、現状は不明なままだ。

 

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市内や近郊から344人が避難

 

一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は5月4日、国民向けの演説で、マリウポリ市内やその近郊から、第2次避難作戦において344人の避難に成功したと明らかにした。

 

避難に成功した人々は現在、ザポリージャへ向かっており、出迎える準備が進められているという。

 

 

国連のウクライナ担当人道調整官オスナット・ルブラーニ氏も避難を確認し、次のように述べている。

 

「マリウポリとその周辺から2回目の避難が行われたことは重要だが、戦闘に巻き込まれたすべての市民が希望する方向に避難できるように、もっと多くのことが行われなければなりません」

 

またゼレンスキー大統領は、アゾフスタル製鉄所に閉じ込められた人々を救出するための交渉が続いていると伝えている。

 

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ロシア側は製鉄所での停戦を発表

 

これらの交渉が実を結んだのか、ロシア国防省は5月5日から3日間停戦を実施し、包囲されたアゾフスタル製鉄所から民間人をより多く避難させるとし、次のように発表した。

 

「ロシア軍は5月5日、6日、7日の午前8時から午後6時(モスクワ時間)まで、アゾフスタル製鉄工場の領域から民間人を避難させるための人道的回廊を開く。この期間中、ロシア軍とドネツク人民共和国の部隊は、いかなる敵対行為も一方的に停止する」

 

また5月9日の対独戦勝記念日にロシアは、ウクライナに対して「宣戦布告」をし、兵士の大量動員をかけるのではないか、との憶測が広がっていたが、ロシア側はこれを否定。

 

ロシア政府のドミトリー・ペスコフ報道官は、この噂は「全く」真実ではないと述べている。

 

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長距離兵器の90%がウクライナに到着

 

一方、アメリカ国防総省高官によれば、榴弾砲などの長距離兵器の90%がウクライナに譲渡されたという。

 

またフランスのマクロン大統領は、インドのモディ首相と5月4日の夜に、「ワーキングディナー」を開く予定とされている。

 

マクロン大統領は、ウクライナへの侵攻をめぐってインド政府をロシアから引き離すことを望んでいるそうだ。(了)

 

出典元:The Guardian:Ukraine war: ‘bloody battles’ inside Mariupol steelworks; another 344 civilians evacuated, says Zelenskiy – live(5/4)

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