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絶望とパニック…ロシア巡洋艦「モスクワ」沈没直前の無線通信を公開

絶望とパニック…ロシア巡洋艦「モスクワ」沈没直前の無線通信を公開
YouTube/Оперативне командування “Південь” СВ ЗСУ

ロシア黒海艦隊の旗艦「モスクワ」が、ウクライナ軍のミサイル攻撃を受けたと見られ、まさかの沈没。その最後の数十秒を捉えた音声録音が公開された。沈みつつある船からの無線連絡、船員の声はパニックと絶望を滲ませている。

 

旗艦が「横倒しになっている」

 

ウクライナ陸軍は今月15日、「モスクワ」の船員が送信した無線通話の音声を、フェイスブックYouTubeで公開した。沈没時に傍受していたものと思われる。

 

 

録音の中で、無線係の水兵は「モスクワ-1、穴が2つ!スクリューは停止!沈んでいる!横倒しになっている!」と叫ぶ。

 

海外メディアによれば、その後この無線係は、喫水線より下に開いた1つの穴のせいで船が30度傾いている、という内容のことを喋っているそうだ。

 

さらに続けて、「タグボートにこちらから近づくのは不可能。乗員を助けるためにベストを尽くしている」という言葉もあると報じられている。

 

対艦ミサイルが命中して沈没、ロシア側は否定

 

ミサイル巡洋艦「モスクワ」は、司令官が座乗し黒海艦隊を指揮する旗艦だった。ウクライナ側の発表によれば、同国軍の地対艦ミサイルが命中して4月14日に沈没。ロシア側は、ミサイルに被弾したことを否定し、艦内火災による弾薬の爆発と主張している。

 

Wikipediaによれば、ウクライナ側の主張通りミサイルが命中したとすれば、今回沈んだ「モスクワ」は第二次世界大戦以後に敵の攻撃によって沈没した最大の戦闘艦となるそうだ。

 

ロシア国防省は当初、「モスクワ」の全乗組員が救助されたと発表したが、その後4月22日に、死者1名、行方不明者27人、退避者396人と発表し直した。

 

なお、ウクライナ政府は沈没した敵艦の「モスクワ」を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の水中文化遺産に登録したらしい。毎日新聞が報じている。

 

出典元:New York Post:Dramatic audio captures Russian warship’s final moments after Ukraine missile strike(5/16)
出典元:Wikipedia:モスクワ(ミサイル巡洋艦)

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