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高校の教師が、学校で飼育していたヘビに子猫を食べさせる

高校の教師が、学校で飼育していたヘビに子猫を食べさせる
flickr_Hassan Mohiudin

アメリカのテキサス州の高校で、教師がヘビに子猫を食べさせたとして、問題となっている。

 

生徒のいないところで子猫を食べさせる

 

その出来事があったのは、テキサス州にあるアルボード高校とされている。

 

その高校に勤務する動物科学上級科の女性教師が、登校前に生徒のいないところで、病気の子猫をヘビに与えたことを認めたという。

 

そのヘビは教室で飼育されており、女性教師は後にクラスの生徒にこの行為を認め、保護者の同意を得た生徒に、残りの子猫を持ち帰ることを許可したそうだ。

 

この教師は経験豊富な教育者で、動物愛好家でもあり、生徒に対し、自身の行為について謝罪し、自主的に教室からすべてのヘビを撤去したという。

 

9月3日に保護者から通報を受ける

 

アルボード独立学区によれば、9月3日、ある保護者から、教師が生徒の前で子猫をヘビに与えたという通報があったという。

 

その後、警察や学区の職員が調査。生徒の前で子猫を食べさせたのは、間違いだと明らかになったそうだ。

 

ランディ・ブラウン教育長によると、同学区はその後、弁護士に相談し、教師との事件は単発的なものであり、すでに解決済みで、改善措置が取られていることを確認したという。

 

しかしブラウン教育長は、「生徒や、その他の関係者がこの状況に動揺していることは承知しており、それは私たちにとって最悪の事態です。捜査に関する情報や、子供たちに関する懸念事項があれば、学校職員に報告できます」と述べている。

 

PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)は、子猫たちの写真をサイトに掲載。その中で、PETA副会長のレイチェル・オーウェン氏は、次のように述べた。

 

「このような残酷で不快な行動をとる者は、子供や動物の近くにいるべきではありません。PETAは、直ちに調査を行い、アルボード校のすべての教室で生きた動物を禁止するよう求めています」

 

女性教師が病気の子猫をどこで入手したのかは明らかにされておらず、生徒が家に連れて帰った病気の子猫は、後に死亡したという。(了)

 

出典元:NBC:Teacher apologizes after feeding ailing kitten to a classroom snake(9/27)

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