ウクライナ軍に降伏しようとしたロシア兵、味方のドローンで殺害される【動画】

戦場で、ウクライナ軍に降伏しようとしたロシア兵が味方に殺されたとする、映像が公開されている。
ロシア軍のドローンが爆弾を投下
その映像はウクライナ軍司令部がテレグラムに共有したもので、1人のロシア兵が、人通りの少ない道を歩いている様子が映っていた。
やがてその兵士は両手を上げ、降伏する様子を見せるが、その後、上空から何かが落下し、兵士の付近で爆発。その後、ロシア兵は動かなくなった。
ウクライナ軍司令部はテレグラムで、「敵(ロシア軍)のドローン操縦者は、爆弾を投下し、降伏しようとしていた兵士の命を即死させた」と説明。
さらに「今回の事件は、敵が自軍兵士の命さえも軽視し、兵士たちの戦闘意欲の欠如を隠すために残酷な行為も辞さないという、更なる証拠だ」と投稿した。
A Russian soldier who tried to surrender to Ukrainian forces in the south of the country was reportedly killed. Not by the Ukrainians, but by his own side.
According to Ukraine southern command, the man had laid down his weapon when a Russian drone dropped an explosive on him,… pic.twitter.com/uEaknWcJxs
— MAGA Cult Slayer🦅🇺🇸 (@MAGACult2) October 22, 2025
司令官が、逃亡する兵士の殺害を指示
実は、同様の事件は以前にも発生しており、ウクライナメディアは、ロシア軍が兵士の脱走を阻止するためにドローンを使用している、と報じていた。
また今年の初めには、ロシア軍の司令官が部下に対し、前線から逃亡しようとした兵士を殺害するよう指示。傍受された通話では「逃げる者がいれば、撃て」と命じていたという。
さらに先週には、ウクライナ軍が東部ドネツク州の町、リマン近郊で、命令に従わなかったロシア兵4人が木に手錠をかけられ、放置されて死んでいるのを発見したそうだ。
ウクライナ軍情報局は、2024年末以降、2万5000人以上のロシア兵が脱走したと推定している。(了)
出典元:MailOnline:Russian soldier ‘is deliberately blown up by one of Putin’s drones after he was spotted trying to surrender’(10/22)