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ガザ地区でイスラエル軍がパレスチナ人の集団にドローン攻撃、1人が死亡

ガザ地区でイスラエル軍がパレスチナ人の集団にドローン攻撃、1人が死亡
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イスラエル軍は停戦中にも拘わらず、ガザ地区でドローンによる攻撃や、砲撃をくり返している。

 

ガザ地区南部のハンユニスで攻撃

 

イスラエル軍は、ガザ地区全域で攻撃を繰り返しており、11月9日には南部ハンユニスの町、バニ・スヘイラでドローン攻撃を行ったという。

 

イスラエル軍のドローンは、集まっていたパレスチナ人たちを攻撃し、その結果1人の死亡が確認されたそうだ。

 

また北部のガザ市東部でも、イスラエル軍が銃撃や砲撃を繰り返し、住宅などを破壊し続けている。

 

 

ガザ地区の保健当局は11月9日、過去24時間で1人が死亡、5人が負傷したと発表。これで10月の停戦以来、イスラエル軍により殺されたパレスチナ人の数は、241人となった。

 

レバノン南部でも1人が死亡

 

またイスラエル軍は、停戦中であるにも関わらず、レバノンも攻撃し続けており、11月9日には南部の町、Houmin al-Fouqaでドローンが車両を攻撃し、炎上させた。

 

レバノンの保健省によれば、このイスラエル軍の攻撃で1人が死亡したという。

 

またイスラエル軍はヨルダン川西岸地区でも各町を襲撃し、未成年者の子供を含む多くのパレスチナ人を拘束。イスラエル人の入植者も、農家の家に放火し、オリーブ畑の破壊を繰り返している。

 

パレスチナ囚人協会や人権団体は11月9日に共同声明を発表し、10月にはイスラエル軍によりパレスチナ人442人が逮捕され、そのうち33人が子供だったと明らかにした。

 

イスラエルによる恣意的な拘束については、人権団体やアメリカの国務省でさえも批判しており、多くのパレスチナ人が裁判や起訴も行われないまま、何年も刑務所に拘留されているという。

 

今年4月時点で、推定1万人のパレスチナ人が、イスラエルの刑務所に収容されていると考えられている。(了)

 

出典元:Aljazeera:LIVE: Israel’s attacks continue in Gaza; Hamas hands over Goldin’s remains(11/9)

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