中国の人型ロボットが、歩行距離でギネス世界記録に認定

YouTube_AGIBOT
中国の企業が開発した二足歩行ロボットが、非常に長い距離を歩き、ギネス世界記録に認定された。
蘇州から上海まで約100kmを歩行
そのヒト型ロボットとは、中国のロボット企業「AgiBot」が開発した「A2」だ。
「A2」は11月10日から13日にかけて、江蘇省の蘇州から上海まで、66.04マイル(約106km)を歩いたという。
これにより、世界で最も長い距離を歩いた二足歩行ロボットとして、ギネス世界記録に認定されたそうだ。
「AgiBot」社のYouTubeページには、「昼夜交代や低照度環境といった困難な状況を乗り越え、市街地、国道、橋梁などの複雑なルートを横断しました。電源を落とすことなく、連続稼働を続けました!」と記されている。
複数の言語でリアルな会話も可能
「A2」は高さ5フィート(約1.5m)、重さ150ポンド(約68kg)以上あるという。
また「A2」にはAIが搭載され、複数の言語でリアルな会話をすることができ、業務の支援も可能とされている。
そのため、マーケティングやカスタマーサービス、展示会場でのプレゼンテーション、スーパーマーケットでの案内、フロントデスクでの受付、ビジネスに関する問い合わせなどにも対応できるそうだ。
そして他の動画には、「A2」がLED搭載のフェイスディスプレイでまばたきやウィンクをしたり、人間のためにボトルのコーヒーを運んだり、バンドで演奏したり、踊ったりする様子が映し出されている。
「AgiBot」社は、AIを搭載した「汎用的な具現化ロボット」を開発するために、2023年に設立されたという。(了)
出典元:ABC News:Meet the humanoid robot that just set a new world walking record(11/29)


























