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イランのテクノロジー展示会に出品された人型ロボットが、人間だったと発覚

イランのテクノロジー展示会に出品された人型ロボットが、人間だったと発覚
X/Shayan News @ShayanNews

イランで開催された最新テクノロジーの展示会「Kish Inox Tech Expo」。そこに出展された2体の人型ロボットが話題になっている。「先進のヒューマノイドロボット」と銘打ったその2体は、実はロボットでなく、ロボットのふりをした人間だったことがバレてしまったからだ。

 

ニキビ跡があり瞬きもする

 

その偽ロボットは、男性と女性の2体。着ている服はどこか安っぽい感じで、おそらくデジタルなイメージを演出するためだろう、「0」と「1」の数字が模様としてあしらわれている。

 

下にあるのは、会場で撮影された動画。偽ロボットは客に向かって、自分らは最先端のマシンであると自己紹介している。女性の偽ロボットは「ミス·データ」と名乗り、「ブロックチェーンの空間」に住んでいると告げる。また、2体は共有されたデータコードの中で協力し合うデータの集合体であるとも言う。

 

 

海外メディアによると、高解像度の動画をよく見ると顔にニキビ跡があり、瞬きをし、呼吸しているのも分かるので、人間であるとバレてしまったそうだ。

 

イラン政府の副大臣がコメント

 

この一件で、イランの科学技術に対する信用はガタ落ちらしい。おそらくそれを食い止めようとしたのだろう、イランの科学技術·ナレッジベース経済担当副大臣であるHossein Afshin氏は、次のようなコメントを発表した。

 

「私が知っているのは、一つの企業が自己宣伝のためにこれをやったということです。その企業に反論の余地はなく、当然責任を負わなければなりません。人間にロボットのふりをさせたのは、展示会の運営者の考えではないのです」

 

テクノロジー関連の展示会で人間がロボットのふりをしたのは、今回が初めてではない。例えば昨年中国で開催された「北京ワールド·ロボット·カンファレンス」では、美人の女性人型ロボットが話題になったが、その一体が昼食を食べているところが目撃されている。(了)

 

出典元:Odditycentral:Humanoid Robots at Iranian Tech Expo Turn Out to Be Humans in Disguise(12/5)
出典元:Jfeed:Iran’s “Robotic Revolution” Exposed: Just Two Humans in Tin-Foil | WATCH (11/27)
出典元:Odditycentral:Attractive “Humanoid Robots” Go Viral at Chinese Robot Conference(2024/8/29)

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