ジョン・ローガンがICEを批判か?「ゲシュタポ」発言に注目が集まる

アメリカの有名なポッドキャスターが、移民関税執行局(ICE)の行動について、批判した。
両派の考え、複雑な状況を説明
コメディアン、総合格闘技の解説者でもあるジョン・ローガン氏は1月13日、自身のポッドキャスト「ジョー・ローガン・エクスペリエンス」において、共和党のRand Paul上院議員と対談した。
そこでローガン氏は、ミネソタ州のミネアポリスでレニー・ニコル・グッドさん(37)がICEの職員によって射殺された事件について言及。この事件では、保守派とリベラル派の両方の議論があり、両派の意見を紹介した。
ローガン氏は、「保守派の人々が、不法滞在者は強制送還されるべきだとし、『そうしなければ…事態は加速する』と考えている」と述べた。その一方で、彼はリベラル派の意見として、次のように述べた。
「確かにそうだが、武装化した人間が街をうろつき、人々をさらっていくのは望ましくない。その多くは実際にはアメリカ市民なのに、書類を所持していないだけだ。我々は本当にゲシュタポになるのだろうか?『書類はどこだ?』と問うような状況になっているのだろうか?つまり、事態は…人々が認めたいと思っている以上に複雑なのだ」
「ゲシュタポ」とは、ドイツ・ナチス党の秘密警察で、当時反対派の弾圧を担っていた。
職員のマスク着用も問題視
その後、Rand Paul上院議員は、ミネアポリスが連邦移民当局に協力しなかったため、移民関税執行局(ICE)の捜査は、リベラル側にも責任の一端があると主張。するとローガン氏はわずかに反論し、次のように述べた。
「ほとんどのリベラル派は、ギャングの構成員、犯罪者、殺人犯、強姦犯を排除することに賛成していると思います、ほとんどの人が賛成です。そうですよね?」
ただPaul上院議員が、「問題は、左派都市が(これらの容疑者を)通報していないことです。それがICE(移民税関捜査局)がミネソタ州にいる理由の一つだ」と述べると、ローガン氏もわずかに同意し、「コロラド州オーロラがそのいい例だ。トレン・デ・アラグア(ギャング)がアパートを占拠していた」と述べた。
またローガン氏は、最近のICE(移民関税執行局)の襲撃により、多くのアメリカ国民にとって、職員が悪者として映っていると指摘。次のように述べた。
「人々は彼ら(ICEの職員)を、まるで街の路上にいる殺人的な兵士のように見ている。職員がマスクを着用していることも、問題だ。警官に逮捕されたら、警官に名前とバッジ番号を尋ねる権利がある。そして、その警官を撮影することもできる。しかし、ICE職員に逮捕されたら、そんな権利はない」
ローガン氏の番組「ジョー・ローガン・エクスペリエンス」には数百万の視聴者がいるとされ、非常に影響力があり、彼は2024年にはトランプ大統領への支持を表明した。
しかし最近では、やはりトランプ大統領の移民政策の手法を批判。ギャングなどの不法移民ではなく、普通の労働者をターゲットにしていると非難してきたという。
またテオ・フォン氏やアンドリュー・シュルツ氏など、以前はトランプ氏を支持していた著名な男性コメディアンやトークショーのポッドキャスターたちが、昨年支持を撤回した。
もしローガン氏の聴衆が彼に同意し、トランプ氏から離れた場合、2026年の中間選挙は共和党にとって不利になる可能性があるとも言われている。(了)
出典元:The Guardian:Has Joe Rogan fully soured on Trump’s presidency?(1/15)
出典元:Daily Mail:White House responds to Joe Rogan’s warning that ICE behavior in Minneapolis resembles Hitler’s Gestapo(1/14)


























