ハリケーン「フローレンス」による影響で、高速道路に大量の死んだ魚が出現
先日、アメリカを襲ったハリケーン「フローレンス」の影響で、死んだ魚が数え切れないほど道路に残されるという、珍しい現象が起きた。
数千匹の魚が道路に残される
この現象が見られたのは東部にあるノースカロライナ州Pender郡の、Wallaceという街を通る州間高速道40号線とされている。
ハリケーン「フローレンス」は各地に洪水をもたらしたが、その水が引いた後、大量の死んだ魚が道路に姿を現したそうだ。
Pender郡消防署によれば、ハリケーンにより水が溢れたことにより、魚たちがもともと住んでいた場所から遠くへ移動、水が引いたため道路に残されることになったという。
しかも驚くことにその数は数千匹とも言われており、現在消防隊員らがホースを使って魚を道路の脇に移動させる作業を行っている。
Well we can add 'washing fish off of the interstate' to the long list of interesting things firefighters get to experience!
Penderlea Fire Departmentさんの投稿 2018年9月22日土曜日
悪臭のため窓を閉めるよう呼びかける
その様子は消防署のフェイスブックでも紹介されており、彼らは「州間高速道から魚を洗い流す作業は、これまで消防隊員が経験した興味深い出来事の長いリストに加えることになる」ともコメントしている。
またこれだけ大量の死んだ魚が放置されたことで、あたりには強烈な悪臭が漂っているため、住民らに窓を閉めておくよう呼びかけているという。
さらに魚の中には大きなものもおり、車やバイクなどがぶつかった場合は危険なため、道路から取り除く作業を続けているそうだ。
それにしてもこれだけ大量の魚が打ち上げられるとは、珍しい現象といえるだろう。(了)
出典元:6abc:NC firefighters remove masses of dead fish from highway after Florence flood recedes(9/23)
出典元:INDEPENDENT:Dead fish cover North Carolina roads as flood waters recede after Hurricane Florence(9/23)