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英国で男性が自分の妻とのセックスを禁じられる可能性…一体なぜ?

英国で男性が自分の妻とのセックスを禁じられる可能性…一体なぜ?
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英国で男性が裁判において、自分の妻とのセックスを禁じられる可能性があるとして、波紋を広げている。

 

20年も連れ添った夫婦なのに…

 

この判決を受ける可能性があるのは、20年間にも及ぶ結婚生活を送ってきた英国人の男性。

 

自分自身で決断を下す能力を持たない人の事案に特化した「無能力者保護法廷」と呼ばれる裁判所は、この男性に対し、妻との性行為を禁じる可能性があるという。

 

同裁判所の裁判官によると、男性とその妻の名前は公表できないとのこと。そのため両者の年齢や妻が抱える精神的な問題がどのようなものかについては、はっきりしていない。

 

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合意なき性行為を防ぐため

 

しかし20年も連れ添ってきたにも関わらず、妻との性行為を禁じられる可能性があるというのは、一体どういうことなのだろうか。

 

今回裁判所に対し、性行為を禁じる決定を下すように求めているのは、社会福祉機関だ。

 

男性の妻は同意を行う思考能力を最早持ち合わせないほどに精神状態が悪化しており、同機関は強姦に近い合意なき性行為が行われることを防ぐため、裁判所に対してこのような申し立てを行っているという。

 

男性は予審の際、裁判官に対し、妻と性行為をしないことを誓う旨を伝えているとのことだ。

 

またもし男性が誓約や裁判所からの命令を破る行為を行った場合には、収監される可能性があるという。

 

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裁判を巡る裁判官の発言が炎上

 

一方、男性とその妻を巡るこの裁判は波紋を広げている。

 

英国においては、かつて夫が妻の合意なしに性行為を行うことを許容する法律が定められていた。

 

しかしこの法律が1991年に廃止されて以降、合意なくして行われる性行為は夫婦の間であろうとも罰することが可能だ。

 

これに関連してか、裁判を担当した裁判官のAnthony Hayden氏は、性行為を禁じる命令が履行されているか監視することの難しさを訴える際、「男性が妻と性行為を行う権利以上に、明らかな基本的人権は考えられない」などと発言。

 

この裁判官の発言に対しインターネット上は炎上する騒ぎに。

 

ある人は“女性蔑視と憎悪の正当化”であるとし、さらに“英国の男性に性行為を求めるそのような法的権利はない”とツイート。

 

またある人は“どのような状況であれ、本人の合意なしに性行為を行う権利は誰にもない”とツイートしている。

 

自分の妻との性行為を禁じられるかもしれない男性。裁判の行方が今後どうなるのか、気になるところだ。(了)

 

 

出典:Fox News:UK man may be banned by judge from having sex with wife of 20 years(4/1)

出典:Independent OnlineHusband faces sex ban as wife no longer has mental capacity to give consent(4/2)

出典:Ths Sun:Fury as judge says it’s a ‘fundamental human right’ for a man to have sex with his wife during consent case(4/3)

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