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女子校はトランスジェンダーの男子を受け入れるべき?英国で部外秘文書リーク

女子校はトランスジェンダーの男子を受け入れるべき?英国で部外秘文書リーク
写真AC

英国の政府機関である平等人権委員会(Equality and Human Rights Commission/EHRC)が学校向けに作成中のガイドライン。部外秘となっていたその草案がメディアにスクープされ、話題になっている。

 

トランスジェンダーに関するガイドライン

 

英国の平等人権委員会は、昨年、そのガイドライン「Trans pupils: guidance for schools in Scotland on the Equality Act 2010 (トランスジェンダーの生徒:2010年平等法に基づいたスコットランドの学校に向けたガイダンス)」の草案を作成。昨年3月には公開する予定だったが、さらなる検討が必要との判断で公開を先送りにした。

 

草案は部外秘となっていたが、最近、英国のメディア「The Telegraph」がそれを入手。内容の一部が明らかになった。

 

The Telegraphによれば、「女子校は女子生徒だけでなく、トランスジェンダーの男子も女子生徒として受け入れるべきである」とのガイドラインが示されているとのこと。これに従えば、男子校も同様に、トランスジェンダーの女子を受け入れることになる。

 

平等人権委員会は草案の中で、男女別学の学校が生徒の出生時の性別を理由に入学を拒否すれば、「トランスジェンダーの生徒にとって特に不利益となり」、「性差別にあたる」としている。

 

また、トランスジェンダーの生徒のために、校内にユニセックスのトイレやシャワー室、更衣室を設けるべきであるとも書かれているそうだ。

 

フェミニスト団体からの反対

 

イギリスの代表的なフェミニスト団体「Woman’s Place UK」は、このガイドラインに反対している。その理由は、「学校に通う女性が危険に晒される可能性がある」からだそう。同団体の創立者Kiri Tunks氏は、平等人権委員会を批判し、メディアにこう話した。

 

このガイドラインは、セックスとジェンダーを混同した悪例です。平等人権委員会は両者の区別について非常に混乱しているようです。このようなガイドラインは、事態をいっそう泥沼化させるだけでしょう。

 

一方、平等人権委員会の広報担当者は、「この文書は草案であり、今、教育者や女性団体、トランスジェンダーの団体など各方面から意見を聞いているところだ」とコメントした。(了)

 

 

出典元:The Telegraph:Girls schools could admit trans boys under proposals being considered by equalities watchdog(8/30)

出典元:Mail Online:Girls schools could be forced to admit trans boys, leaked plan under review by UK equality watchdog shows(8/30)

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