TikTokフォロワー100万人の24才が、動画で稼ぐ額を詳しく公開
日本円にして年間1500万円あまりをTikTok動画で稼いでいる24才、アメリカ・カリフォルニア州在住のVi Luongさんが、その内訳を海外メディアに明かした。
スポンサーがついた動画は1本8,000〜10,000ドル
彼女の収入の大きな柱は、やはりブランドとの提携だそう。ブランドがスポンサーについた動画は、1本の投稿で8,000〜10,000ドル(約87万〜100万円)になるという。
動画の内容はというと、ソーシャルメディアで注目されるためのハウツー。例えば、写真映りを良くするためのポーズや、化粧のアドバイス、使いやすい画像編集アプリの紹介などだ。
彼女がTikTokに投稿を始めたのは2019年。その後10ヶ月ほどで注目が集まり、スポンサーがついたので、それまで勤めていたソーシャルメディアマーケティングの会社を辞めた。当時の年棒は43,000ドル(約470万円)だった。
当初、動画1本でスポンサーから貰える額は3,000〜4,000ドル(約33万〜44万円)ほどだったので、「手一杯になるまでオファーを受けていた」という。しかしそれでは、時間がかかりすぎ、エネルギーを消耗し切ってしまう。
そのため今は「心底いいと思えるブランドの、割のいい、最低でも1万ドル(約109万円)以上のオファーを選び、月に2、3本やるようにしている」そうだ。
彼女がメディアに明かした最近のスポンサー収入は以下の通り。
2月: 約19000ドル(約208万円)
3月: 約30000ドル(約329万円)
4月: 約32000ドル(約351万円)
5月: 約1000ドル(約11万円/5月分は支払いが遅れたので額が少なくなった)
6月: 約32000ドル(約351万円)
7月: 約17000ドル(約187万円)
スポンサーのうち3社とは年間契約を結んでおり、3社分は毎月必ず投稿しなければならないことになっているらしい。それと合わせて、今年に入ってからは月平均4〜7本のスポンサー付き動画を投稿しているそうだ。
TikTokのクリエーターファンドも収入に
アメリカには、人気の高い動画投稿者がTikTokからお金を受け取れる「クリエーターファンド」というシステムがある。クリエーターを支援するために、TikTokが実施しているものだ。(ただし、フォロワー数1万人以上、過去30日の動画視聴回数が10万回以上という条件がある)
Luongさんはこのクリエーターファンドからも支払い(支援)を受け、その額は動画の投稿数によって変わるが、月に大体150〜300ドル(約1万6470〜3万2940円)の収入になるそう。こちらは、スポンサー収入から比べると少ない。
彼女のTikTokのフォロワーは、現在110万人以上。インスタグラムでは約9万4000人、YouTubeでは約7000人のフォロワーが付いている。(了)
出典元:Mirror:TikTok star with 1million followers shares how much money she makes from the app(8/24)