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アルゼンチンのテレビ司会者が、エリザベス女王の死を祝福

アルゼンチンのテレビ司会者が、エリザベス女王の死を祝福
Twitter/Usuarios siendo d0mad0s

アルゼンチンのテレビ司会者が、イギリスのエリザベス女王の死を祝福し、人々から批判を浴びている。

 

女王を「老婆」と呼び、シャンパンで乾杯

 

その司会者とは、サンティアゴ・クネオ氏だ。彼は政治家、実業家、そしてジャーナリストとされ、2013年から2018年まで放送された『Uno Mas Uno Tres』の司会で知られるようになった。

 

そしてイギリスのエリザベス女王の逝去が報じられた9月8日、クネオ氏は女王の死を祝う動画を公開し、その後拡散されたという。

 

動画においてクネオ氏は、女王を「老婆」と呼び、シャンパンを開けてその死に乾杯したそうだ。また「イギリスのs**t」「良いニュース」だと発言し、「正しい人が死んだ」「老婆がついに地獄に落ちた」と述べたという。

 

さらにシャンパンの写真とともに、女王を中傷するコメントをSNSに投稿。「計り知れない、永遠の喜び!!!’」と述べていた。

 

「敬意の欠如」「悪趣味」

 

しかしこの動画や投稿に対しては、さまざまな人々から批判が寄せられたという。実際にあるユーザーは次のように述べている。

 

「恥だ!なんという敬意の欠如だ!彼は君主制が好きではないかもしれないが、亡くなった人を尊敬することはできるはずだ。どうやら、視聴者を獲得するためには無礼でなければならないようだ。なんと悲しい世界だろう。この人がもう少し賢かったら、女王に政治的な力がないことを知るだろうに」

 

また別のユーザーも「なんて恐ろしいことだ。どれだけ悪趣味なんだ」とコメントしたという。

 

フォークランド紛争とは?

 

イギリスとアルゼンチンは、フォークランド諸島の領有を巡り、1982年3月から約3カ月の紛争状態に入った。

 

そしてイギリス軍の攻撃により、アルゼンチン側が降伏。武装解除が行われ、イギリスがフォークランド諸島の領有権を確保した。

 

イギリスとアルゼンチンは1990年に国交を回復するが、現在もお互いにフォークランド諸島の領有権を主張しているという。(了)

 

出典元:METRO:Argentinian TV host sparks disgust after insulting Queen Elizabeth II moments before her death(9/8)

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