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マスクをつけてまで笛を吹く子供たち…中国建国記念日の宣伝動画が嘲笑の的に

マスクをつけてまで笛を吹く子供たち…中国建国記念日の宣伝動画が嘲笑の的に
Twitter/Byron Wan

先日、香港の教育局が動画を公開し、その中で子供たちにも「ゼロ・コロナ」政策を徹底している様子が映し出された。

 

400人以上の小学生がマスクを着けて出演

 

この動画のタイトルは「Young China Says」、10月1日の中国建国記念日を宣伝するために作られたものとされている。

 

5分間の宣伝動画には、400人以上の小学生がマスクをつけたまま、歌から武術までさまざまな芸術活動を披露する様子が映し出されていた。

 

しかも45秒付近では、口の部分に隙間があり、笛まで覆っている面倒なマスクをつけた二人の女子生徒が映っていたという。

 

しかしこのような場面はやりすぎだとして、ネットでは嘲笑の的にされたそうだ。(動画は決してセンシティブな内容ではない)

 

ワクチン未接種の高齢者の間で感染拡大

 

サウスチャイナ・モーニング・ポストのジェフィー・ラム記者は、「この街(香港)は決して、私を驚かすことはない」とツイート。

 

さらに投稿には、「#maskingtilltheendoftheworld(世界の終りまでマスク)」といったハッシュタグがつけられたそうだ。

 

香港当局は先週、社会的距離を置くことや、公共の場でのマスク着用、公共の場に入るためのデジタル健康コードなど、規制を少なくともあと2週間は継続すると発表したという。

 

そもそも香港は中国本土と同じく「ゼロ・コロナ」政策をとっているが、国際的な経済の中継地であるために、街全体をロックダウンさせることができなかったという。

 

このため中国本土よりも、新型コロナの拡散を抑えられない状況が続いてきたそうだ。

 

しかも過去にはオミクロン株の蔓延により、ワクチン未接種の高齢者を中心に感染が拡大。多くの高齢者が入院し、備えをしていなかった病院を圧迫する事態にもなった。

 

しかも厳しい渡航制限と社会的距離を置く規則を設けているにもかかわらず、香港では人口740万人のうち1万人近くが死亡し、死亡率が世界で最も高い都市の1つになったという。(了)

 

 

出展元:MailOnline:Pro-China authorities in Hong Kong are mocked for forcing children to wear cumbersome double Covid masks while playing the FLUTE in propaganda video(9/24)

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