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ウクライナ軍がルハンシク州で新たな拠点を奪還か?ロシア軍に撤退の動き

ウクライナ軍がルハンシク州で新たな拠点を奪還か?ロシア軍に撤退の動き
Twitter/Serhiy Haidai

ウクライナ軍がルハンシク州にある町を、ロシア軍から奪還しつつあると言われている。

 

ロシア軍が南東へ撤退との情報

 

ルハンシク州のSerhiy Haidai知事によれば、ウクライナ軍は同州のKreminna市の奪還に近づきつつあるという。

 

Kreminna市を支配していた一部のロシア軍戦闘員は、ウクライナ軍の圧力により、南東に数マイル離れた町、Rubizhneへの撤退を余儀なくされたそうだ。

 

 

Kreminna市やSvatove市を奪還すれば、ウクライナ軍が今年の夏に撤退した、セベロドネツクやリシチャンスクへの攻勢に転じる道が開かれる可能性があるという。

 

Haidai知事はテレグラムで、次のように述べている。

 

「ロシア側は、クレミンナ(Kreminna)を失えば、自分たちの防衛線がすべて崩壊することを理解している。ロシアの占領軍は、1ヶ月と少しかけて、非常に強力な防衛力を構築することに成功した。彼らはそこに膨大な量の備蓄と装備を持ち込んでいる。彼らは常に兵力を更新している」

 

下はヘルソン州で撮影されたと思われる映像。ウクライナの自爆型無人機が、ロシア軍の歩兵戦闘車を追跡し、破壊する様子。

 

エンゲリス空軍基地から航空機を移動

 

一方、ロシア軍は先日、空軍基地がドローン攻撃を受けたことにより、その飛行場から航空機の多くを移動させたという。

 

12月26日、ロシアのサラトフ州にあるエンゲリス空軍基地が、ドローン攻撃を受け、軍関係者ら3人が死亡した。

 

これを受け、ロシア空軍はエンゲリス空軍基地から、多くの戦闘機などを他の場所へ移動させたと明らかにしている。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war live: air raid warning across Ukraine; Russia bringing in large reserves near Kreminna, local official says – as it happened(12/27)

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