逃げるロシア兵が自らの武器で吹き飛ばされる、映像がネットに浮上
ウクライナで、多くのロシア兵が自軍の対戦車兵器で吹き飛ばされ、その映像がネットに投稿されている。
親ロシア派のブロガーが投稿
その動画を投稿したのは、親ロシア派のウクライナ人ブロガーで、政治家でもあるアナトリー・シャリー氏だ。
彼は100万人以上のフォロワーを持つ、自らのテレグラム・アカウントに動画を投稿。「ロシア軍がコルネット(携帯型対戦車誘導弾)を残して逃げ出すと、こうなる」とコメントした。
映像には、広々とした野原を逃げ惑う十数人のロシア兵の姿が映っており、やがてそこへ対戦車誘導弾と思われるものが着弾し、多くの兵士が吹き飛ばされる様子が映っていた。その様子がこちら。
Work of trophy ATGM “Kornet” on the Stugna monitor. pic.twitter.com/uiBjdshiHz
— Angry Cossack (@auto_glam) May 10, 2023
ウクライナ兵が武器を奪い発射か?
もっともこの映像が、どこで、いつ撮影されたのかは、明らかになっていない。
この時、ウクライナ兵が、ロシア軍の残していったコルネットを奪い、それをロシア兵に撃ち込んだと考えられている。
映像はウクライナ兵によって撮影されたらしく、そこには「これでクソったれは滅びるだろう」「3人が逃げている、残りはもういない」「12人のうち生き残ったのは3人だけだ」といった声が録音されていた。
また別の報告では、ウクライナ軍のStuhna-P対戦車ミサイルのオペレーターが、ロシアのコルネットを奪取し、逃げる部隊に使用したとも言われている。
ロシア軍の旅団が先日、バフムトの一部から撤退したとも伝えられているが、これは、そんな中で起きた出来事かもしれない。(了)
出典元:MailOnline:‘Now the f**kwits will be destroyed’: Fleeing Russian troops are blown up with their own weapon after abandoning anti-tank missiles as they try to escape Ukrainian forces(5/11)