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豪政府、グレート・バリア・リーフを保護するために、近隣にある炭鉱の採掘を中止

豪政府、グレート・バリア・リーフを保護するために、近隣にある炭鉱の採掘を中止
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オーストラリアでは先の選挙で政権交代が起きたが、新政権はグレート・バリア・リーフを保護するために、近隣にある炭鉱の採掘を中止する方針を示した。

 

「受け入れがたい影響を与える可能性」

 

オーストラリアでは5月に行われた総選挙で、中道左派の労働党政権が誕生し、環境に配慮する政策が打ち出されようとしてきた。

 

また議会で少数派の「緑の党」も、オーストラリアの温室効果ガス削減のため労働党政権に対し、石炭やガスプロジェクトの承認を拒否するよう圧力をかけてきたという。

 

そして先日、Tanya Plibersek環境相は、クイーンズランド州の町・ロックハンプトンの北西で掘削される「セントラル・クイーンズランド・コール・プロジェクト」に対する承認を拒否するつもりだと明らかにした。Plibersek環境相は声明で、次のように述べている。

 

「現段階で入手可能な情報に基づき、私はこのプロジェクトがグレート・バリア・リーフ海洋公園、およびグレート・バリア・リーフ世界遺産地域と、国家遺産地域の価値に受け入れがたい影響を与える可能性が高いと考えます」

 

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サンゴの死滅で世界遺産の格下げを検討

 

グレート・バリア・リーフ海洋公園は、オーストラリア北東部沿岸の34万8000平方キロメートルの海底に広がる2500以上のサンゴ礁のネットワークを管理しているという。

 

また国連とオーストラリアの国家遺産リストによって指定された世界遺産地域には、自然、歴史、先住民など、国家にとって極めて重要な場所が含まれているそうだ。

 

しかし国連の文化機関であるユネスコは、海水温の上昇でサンゴが死滅していることなどを理由に、グレート・バリア・リーフの世界遺産登録の格下げを検討している。

 

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温室効果ガスの排出も43%削減

 

「緑の党」はこの環境相の決断を歓迎し、さらに26の炭鉱計画を却下するよう大臣に要請したという。

 

「緑の党」のリーダーであるアダム・バンド氏は声明において「今、我々には、全ての新しい石炭とガスプロジェクトの全面的なモラトリアムが必要だ」と述べている。

 

またオーストラリアの下院では、温室効果ガス排出量を10年後までに2005年比で43%削減するという政府提案を法律に明記する法案の審議が行われ、その後89票対55票で可決された。

 

前政権の目標では、2015年のパリ気候会議で設定された26%~28%の削減にとどまっていたという。(了)

 

出典元:ABC News:Australia to protect Barrier Reef by banning coal mine(8/4)

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