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ウクライナ軍、クリミアにあるロシア黒海艦隊の司令部を攻撃【動画】

ウクライナ軍、クリミアにあるロシア黒海艦隊の司令部を攻撃【動画】
X_Michael Sender

ウクライナ軍は9月22日、クリミア半島にあるロシア黒海艦隊の司令部を攻撃したと明らかにした。

 

ミサイルが着弾する瞬間の映像

 

ウクライナ軍は、テレグラムにおいて、次のように発表した。

 

「9月22日12時(現地時間)近く、ウクライナ国防軍は(ロシアに)一時占領されているセバストポリにあるロシア黒海艦隊司令部を攻撃することに成功した」

 

ロシア国防省も、この攻撃で兵士1人が死亡したと発表したが、その後声明で、この兵士が行方不明になったと訂正した。

 

まだ詳しい被害状況などは明らかにされていないが、SNSには司令部とみられる建物に、ミサイルが着弾する瞬間の映像も投稿されている。

 

少数の長距離ミサイルを供与か

 

アメリカのバイデン大統領は先日、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談を行ったが、その後長距離ミサイルシステム「ATACMS」を、ウクライナには供与しないと発表された。

 

しかし複数のアメリカ政府高官と議会関係者の話によれば、バイデン大統領は会談の際、ゼレンスキー大統領に「アメリカは少数の長距離ミサイルを提供する」と伝えたという。

 

もっとも、この長距離ミサイルが何を意味するのかは明らかにされておらず、またウクライナに送られるミサイルの種類と数についても、まだ議論があるそうだ。

 

またミサイルがいつウクライナに供与されるか、またはいつ公に発表されるのかも、明らかにされていない。

 

アメリカ政府の一部の関係者は、ロシアとの戦争が拡大することを恐れて、「ATACMS」の供与に抵抗しているという。

 

ゼレンスキー大統領がカナダ議会で演説

 

ウクライナのゼレンスキー大統領は9月22日、カナダ議会を訪れ、熱のこもった演説を行い、軍事支援に感謝し、両国の結びつきを称賛した。

 

ゼレンスキー大統領は演説において、カナダがウクライナを支援してきたことに感謝し、「あなた方の国の最も驚くべき資質の1つは、カナダにとって正義が空虚な言葉ではないということだ」と述べたという。

 

また対ロシア制裁で、カナダがリーダーシップを発揮したことも称賛したそうだ。

 

カナダのトルドー首相は今回、ウクライナ人の「F‐16」戦闘機のパイロットの訓練を約束し、またウクライナへの追加的な支援として、装甲車50台を供与することを約束した。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Zelenskiy says ‘Moscow must lose once and for all’ as Trudeau commits fighter jet training – as it happened(9/22)

出典元:NBC:Biden tells Zelenskyy that U.S. will send Ukraine ATACMS long-range missiles(9/22)

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