中国で作業員がビール工場のコンテナ内で放尿、動画がSNSで拡散
中国で作業員がビール工場のコンテナ内で放尿しているところが撮影され、その後拘束された。
「麦芽」を保管するコンテナ
その作業員は先月、中国で最も人気のある「青島ビール」のコンテナ内に放尿したという。
そのコンテナはビールの原料「麦芽」を保管するためのものとみられ、動画がSNSに投稿されると、急速に拡散したそうだ。
やがて、この作業員は拘束され、器物損壊の罪で行政拘留されたという。
China’s top beer producer and exporter, Tsingtao Brewery, said the video was recorded at one of its breweries in the eastern city of Qingdao. pic.twitter.com/BTJFMbz3tc
— South China Morning Post (@SCMPNews) October 25, 2023
生産には使用されない
「青島ビール」の工場がある山東省青島市の平度市(Pingdu)によれば、「崔」と名乗る作業員は当時、トラックから麦芽のコンテナ(容器)を降ろすのを手伝っていたという。
しかしその後、車の移動を巡ってトラックの運転手と口論。やがて作業員はコンテナに登り、その中に放尿したそうだ。
「崔」と名乗る作業員の行動は運転手が撮影しており、その後中国版TikTokであるDouyinで動画を公開した。
この作業員は「青島ビール」の社員ではなく、下請け会社に勤務していたという。また「青島ビール」側は、品質管理を強化し、従業員の行動監視を強化する措置を講じたと明らかにした。
その上で、放尿された麦芽のタンクは封印されており、生産には投入されないと約束したそうだ。(了)
出典元:BBC:Tsingtao beer worker urinated into tank after argument(11/2)