【コパ・アメリカ】アルゼンチンのサッカー・ファン、オブジェから落下して死亡
サッカー南米選手権「コパ・アメリカ」では7月14日、アルゼンチンとコロンビアの決勝戦が行われたが、試合前に痛ましい事故が起き、ファンの男性が死亡した。
頂上に登り国旗を振る
亡くなった男性とは、アラン・フレテさん(30歳)だ。
彼は「コパ・アメリカ」の決勝戦が始まる前、アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスにある植物でできたオブジェに登り始めたという。
そのオブジェは高さ21.3フィート(約6.5m)、幅43.5フィート(約13m)もあり、フレテさんは頂上に登ると、アルゼンチンの国旗を振り始めたそうだ。
しかしその後、フレテさんはオブジェから落下し、死亡が確認された。登っていた時の様子が、こちら。
Murió un hincha argentino en la previa de la final de la #CopaAmérica, subió a un cartel en el #Obelisco y cayó.#CopaAmérica2024 pic.twitter.com/FzI0tWj7qt
— 𝙈𝙖𝙧𝙞𝙤 𝙈𝙤𝙧𝙖𝙮 (@Mario_Moray) July 15, 2024
警察が降りるよう要請していたが…
警察はこの時、フレテさんに対し、メガホンを使ってオブジェから降りるよう要請していたという。
しかしフレテさんはオブジェの上で飛び跳ね、または国旗を振り続け、その後家族の前で地面に落下したそうだ。
人々はフレテさんに降りるように頼んだが、彼は興奮していて聞き入れなかったという。
そして落下した時、家族や友人、周りにいた人々が叫び声を上げ、集まっていた多くのファンもショックを受けたそうだ。
フレテさんは、ブエノスアイレスのクレイポールという町に住み、最近まで建設作業員として働いていたが、2023年半ばに解雇されていたという。(了)
出典元:MailOnline:Soccer fan, 30, meets horrific death after climbing atop tall structure made out of GRASS(7/15)