インドネシアで、女性サーファーがカジキに刺されて死亡
インドネシアで、女性サーファーがカジキに刺されて亡くなり、悲しみの声が寄せられている。
カジキが胸を突き刺す
その女性サーファーとは、イタリア北部トリノ出身のジュリア・マンフリーニ(Giulia Manfrini)さん(36)だ。
彼女は10月18日、西スマトラ島にある観光地、メンタワイ諸島リージェンシーの海でサーフィンをしていたという。
その時、突然カジキが現われ、マンフリーニさんの胸を突き刺したそうだ。その後、彼女は病院へ搬送されるも、死亡が確認された。
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「全ての人に記憶されるでしょう」
カジキに胸を刺された後、近くにいた2人がマンフリーニさんに応急措置を施し、その後医療センターに運ばれたが、医師らの努力にもかかわらず、彼女は助からなかったという。
マンフリーニさんと共に旅行代理店を立ち上げた、ジェームズ・コルストンさんはインスタグラムで、この事実を報告。「彼女のサーフィンや雪、人生に対する熱意は、彼女に接した全ての人に記憶されるでしょう」とコメントした。
マンフリーニさんの故郷、Venaria RealeのFabio Giulivi市長も「彼女の死の知らせは私たちに衝撃を与え、あまりにも早く命が奪われた悲劇を前に、無力さを感じさせます」と哀悼の意を表した。
以前の研究では、カジキによる攻撃は稀だが、魚を刺激した場合、危険が及ぶ可能性も指摘されていたという。(了)
出典元:BBC:Surfer dies after ‘swordfish attack’ in Indonesia(10/21)