X_Israel Defense Forces

イスラエル軍は26日、イランの軍事目標に対して攻撃を行ったと明らかにした。

「イスラエルには権利と義務がある」

イスラエル軍はSNSの「X」において、「イランの軍事目標に対して、現在、精密攻撃を行っている」と投稿した。

イスラエル軍のハガリ報道官は、この攻撃について、イスラエル国家に対する、イラン政権による数カ月に及ぶ継続的な攻撃への対抗措置だと説明している。

またハガリ報道官は動画において、イランの政権と代理勢力は昨年の10月7日以来、イラン本土からの直接攻撃を含む7つの戦線で、イスラエルを容赦なく攻撃していると主張。

その上で、「世界の他の主権国家と同様に、イスラエル国家には対応する権利と義務があり、私たちはイスラエル国家とイスラエル国民を守るために必要なことは何でも行う」と述べたという。

In response to months of continuous attacks from the regime in Iran against the State of Israel—right now the Israel Defense Forces is conducting precise strikes on military targets in Iran.

The regime in Iran and its proxies in the region have been relentlessly attacking… pic.twitter.com/OcHUy7nQvN

— Israel Defense Forces (@IDF) October 25, 2024

テヘラン周辺で、数回の強い爆発音

イランの国営テレビは、首都のテヘラン周辺で、数回強い爆発音が聞こえたと報じたが、原因などの詳細については、明らかにしていない。

またイランの別のメディアは、首都のテヘランと、西部のKaraj市のそばで、少なくとも5回の爆発音が聞こえたと報じている。

アメリカのホワイトハウスによれば、イスラエルがイランへの空爆を実施する直前に、通知を受けたという。

イランは10月1日に、イスラエルに対し大規模なミサイル攻撃を行っており、イスラエル側はこれに対する報復攻撃を計画していた。（了）

出典元：The Guardian：Middle East crisis live: Israeli military says it is carrying out strikes on military targets in Iran(10/25)