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【ウクライナ】ロシアの占領地域で住民投票を計画、世界各国が批判

【ウクライナ】ロシアの占領地域で住民投票を計画、世界各国が批判
Twitter/Serhiy Hayday

ロシアが占領しているウクライナの各地で、住民投票が計画されており、世界各国から批判が寄せられている。

 

9月23日から実施予定と発表

 

ウクライナのドネツク州、ルハンシク州、ヘルソン州、ザポリージャ州のロシア側代理人は9月20日、ロシア連邦への加盟に関する住民投票を9月23日から27日の間に実施する意向を明らかにしたという。

 

ウクライナ軍は9月19日に、ロシアが完全に支配していたルハンシク州の村を占拠しており、また先日から北東部でも進撃を続けていることから、ロシアに任命された代表者が住民投票を急いだと見られている。

 

ウクライナのメディア「Liga.net」は、大統領府の報道官の発言として、ロシアへの加盟に関する住民投票が行われれば、ウクライナとロシア間の協議に残された窓口を破壊することになるだろうとし、次のように述べた。

 

「住民投票がなければ、外交的解決の可能性はまだわずかに残っている。しかし住民投票のあとでは、何も残らない」

 

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米・仏、カナダの首脳が批判

 

アメリカ政府は、ウクライナの一部で住民投票を実施するというロシアの計画を批判し、戦場で大きな損失を被ったロシアが、それらの地域で兵力を確保するために動いている可能性がある、との見方を示した。

 

またフランスのマクロン大統領は、国際社会はそのような住民投票を認めないとし、その計画を「パロディ」「皮肉」と述べたという。

 

マクロン大統領はニューヨークで記者団に対し、「ロシアが発表したものはパロディだと思う。これは皮肉であり、明らかに国際社会からは認められないだろう」と述べている。

 

 

カナダのジャスティン・トルドー首相も、住民投票を「受け入れられない」とし、次のようにツイッターに投稿した。

 

「カナダは、ロシアがウクライナの占領地域で計画している住民投票を非難する。我々はそれらを決して認めない。これはあからさまな国際法違反です。さらなる戦争のエスカレーションです。それは受け入れられない」

 

 

トルコのエルドアン大統領も「トルコ政府はウクライナでの住民投票の結果を認めない」と述べたという。

 

 

EUのジョゼップ・ボレル外交政策局長も「ロシアとその政治指導者、そしてこれらの『住民投票』や、ウクライナにおけるその他の国際法違反に関与したすべての人々は責任を問われ、ロシアに対する追加の制限的措置が検討されるだろう」と語っている。

 

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プーチン大統領の演説が延期

 

一方、ロシアのプーチン大統領は9月20日に何らかのテレビ演説を行う予定だったが、21日の午前8時(現地時間)に延期されたという。

 

演説が延期された理由や、どんな内容なのかも、明らかにされていない。ただこのテレビ演説は、ロシアでの部分的な動員を発表する機会になるのではないか、とも考えられている。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war live: Putin’s address on ‘votes’ in occupied regions postponed, say Russian media – as it happened(9/20)

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