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インドネシアの無形文化遺産、逆さまコーヒーが面白い

インドネシアの無形文化遺産、逆さまコーヒーが面白い
Wikimedia Commons

コップを逆さまにしてストローで飲むという、変わったコーヒーがインドネシアにあるのをご存知だろうか。コーヒーそのものは普通なのだが、その飲み方が無形文化遺産に指定されているという。

 

皿の上にコップを伏せる

 

インドネシア・スマトラ島アチェ州西部で飲まれている「Kupi Khop」コーヒーがそれだ。

 

コップに粗挽きのロブスタコーヒーを入れ、そこにお湯を注ぎ、上から皿で蓋をして、そのままひっくり返すと出来上がり。皿の底に滲み出たコーヒーを、細めのストローで飲む。

 

まるで冗談のような飲み方だが、現地の人たちは実際そうやっている。YouTubeにいくつか動画が上がっている。

 

 

コーヒーが自然に滲み出るの待っていては日が暮れてしまうので、ストローの先を平たく潰し、その部分をコップと皿の境目に差し込んで息を吹き込むのだそう。すると、コップ内部の圧力が高まり、コーヒーが押し出されて来る。動画中、飲む人がブクブク泡を立てているのがその様子。

 

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漁師たちの伝統的な飲み方

 

この「Kupi Khop」コーヒーは、アチェ州西部地域の無形文化遺産に指定されている。単に珍しいだけでなく、地域の伝統文化でもあるからだ。

 

そもそもこんな飲み方を始めたのは、海外メディアによれば、漁師なのだそう。昔は保温ポットなどなかったので、船上でコーヒーを淹れても、漁の作業をしているうちにすぐ冷めてしまう。そこでコップをひっくり返し、コーヒーそのものが外気に触れないようにして保温したとのこと。(皿で蓋をするだけでもいいように思えるが、おそらく、揺れる船の上では、コップを伏せた方が安定するのだろう)

 

上の動画では作り方も紹介されている。コーヒー粉と一緒に砂糖やクリームを入れてもいい。氷を入れればアイスになる。興味があればお試しを。(了)

 

出典元:Odditycentral:Kupi Khop – Indonesia’s Upside-Down Coffee Is Best Sipped Through a Straw(9/16)

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