ペルーのスタジアムに落雷、サッカー選手が一斉に倒れる
南米ペルーのスタジアムで落雷が起き、当時ピッチにいたサッカー選手が死亡、または負傷した。
高原都市のスタジアムに落雷
その事故が起きたのは11月3日、場所はペルー中部の高原都市、Huancayoにある「コトコト・スタジアム」とされている。
当時、スタジアムでは地元サッカー・チームの「ユベントゥド・ベラビスタ」と、「ファミリア・チョッカ」が対戦していたという。
しかし途中、天候が悪化。主審がプレーを止めた直後、雷が落ち、選手たちが一斉にピッチ上で倒れた。その様子がこちら。
Tas tur augšā galīgi satrakojies⚡️
The shocking video of the lightning that killed a soccer player in Peru and left four others injured.
The tragedy occurred at the ‘Coto Coto’ stadium, in Huancayo. pic.twitter.com/K4Y4zDWF1X— Dzintars Dārziņš 🇱🇻🏴☠️ (@dzintars1004) November 4, 2024
1人が即死、1人が重度の火傷
この落雷により、Jose Hugo de la Cruz Meza選手(39)が即死。ゴールキーパーのJuan Chocca Llacta選手(40歳)も雷の直撃を受け、重度の火傷を負ったと言われている。
また14歳と16歳の選手と、24歳のCristian Cesar Pituy Cahuana選手も病院へ搬送されたが、容体は安定しているという。
結局、この落雷で約8人の選手が地面に倒れ、その後試合は中断されたそうだ。
地元の民間防衛局の責任者は、Cruz Meza選手が身に着けていた金属製のブレスレッドのせいで、彼が死亡したとの見方を示している。
このスタジアムは高地にあり、落雷の発生も珍しくなく、多くの専門家は事故後、サッカー場の避雷針の数を増やすよう求めたそうだ。(了)
出典元:MailOnline:Footballer is instantly killed when lightning strikes the pitch – and leaves another with serious burns(11/4)