Switch news

知っておきたい世界のニュース

イスラエル軍がヨルダン川西岸地区の多数の村を襲撃、パレスチナ人を殺害・拘束

イスラエル軍がヨルダン川西岸地区の多数の村を襲撃、パレスチナ人を殺害・拘束
X_Al Jazeera English

イスラエル軍は連日のように、ヨルダン川西岸地区も襲撃しており、11月13日にも複数の村が襲われた。

 

検問所を設置し、道路を封鎖

 

イスラエル軍は13日、ヨルダン川西岸地区のトルカレム市にある町、Ezbet al-Jarad郊外の住宅を襲撃し、2人のパレスチナ人が殺害され、2人が負傷したという。

 

殺されたのはMamoun Saleh Shraimさん(38)と、Thaer Omar Amaraさん(38)。彼らの遺体はイスラエル軍によって、回収されたそうだ。

 

またパレスチナ赤新月社によれば、この襲撃で、2歳児が頭に銃弾の破片を受け、30歳の男性も肩に銃弾を受けて負傷したという。

 

さらにイスラエル軍はヨルダン川西岸地区のラマラにあるDeir Qaddis村を襲撃。地元の診療所を襲い、負傷した若いパレスチナ人の男性を拘束した。

 

イスラエル軍は他にも、ラマラの西にあるNi’lin村、Kharbatha村、al-Misbah村、Ras Karkar村、Kafr Nima村、Ayn Ayoub村なども襲撃。検問所を設置し、道路を封鎖したという。

 

イスラエルのスモトリッチ財務大臣は先日、ヨルダン川西岸地区を「併合」する準備を行うよう、関係部署に指示したと明らかにした。

 

ガザ地区やレバノンでも犠牲者

 

またガザ地区でもイスラエル軍の攻撃が続いており、13日には中部にあるマガジ難民キャンプで空爆が行われ、少なくとも5人のパレスチナ人が殺害された。

 

ガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプでも、イスラエル軍による攻撃が行われ、2人のパレスチナ人が死亡したそうだ。

 

イスラエル軍は、レバノンの首都・ベイルートの郊外へも空爆を続けており、首都南部にあるBurj al-Barajneh地区や、Haret Hreik地区に対して、少なくとも3回の攻撃が行われたという。

 

レバノンの保健省は11月13日、イスラエル軍による12日の攻撃で、少なくとも78名が殺され、122名が負傷したと明らかにした。

 

イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」も、イスラエル領内にあるKirya 軍事基地に対して、初めてロケット弾攻撃を行ったと明らかにしている。(了)

 

出典元:Aljazeera:LIVE: Hezbollah attacks Israeli army HQ; Israel again hits Gaza ‘safe zone’(11/13)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top