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酔っ払い男性がサンダル履きでマラソン大会に飛び入り、先頭集団に入ってしまう

酔っ払い男性がサンダル履きでマラソン大会に飛び入り、先頭集団に入ってしまう
Instagram/isaquecorredorofc

ホームレスでアル中、おまけにヤク中でもあるブラジル人男性が、酔ったまま地元のマラソン大会を見に行き、そのまま参加してしまうという出来事があった。彼がサンダル履きで先頭を走る動画が、SNSで話題になっている。

 

未登録ながら参加賞としてメダルをもらった彼は、スポーツの素晴らしさに目覚め、これまでの悪習から脱却する決心をしたらしい。

 

スポーツ·ジム主催の8kmマラソン

 

先月27日、ブラジル·パラー州の小さな町Garrafão do Norteで、地元スポーツ·ジムが主催する8kmマラソンが行われた。

 

Isaque dos Santos Pinhoさん(31才)は、昨晩の酒が残る二日酔い状態でサンダル履きのままスタートし、完走した。後にメディアの取材を受けた彼はこう話している。

 

「前の晩に路上で飲み会があり、何杯か飲みました。それから目を覚まし、広場に行くと、スポーツ·ジムの前に人が集まっていました。聞くと『マラソンがある』と言うじゃないですか、で、『それなら参加して走ろう』と思ったのです。何キロ走るのかは分からず、50kmかもしれませんでしたが、それでも僕は走る気でした」

 

主催したジムが投稿した動画は、ブラジル全土で話題になり、投稿後4日で3000万回以上再生された。スタート直後から先頭に立つPinhoさんの姿が映っている。

 

 

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結果について彼はこう話す。「結局8km何の問題もなく走り切りました。二日酔いはキレイさっぱり抜けました。満足です。優勝した気分ですよ」

 

登録なしに走ったPinhoさんは正式な参加者ではないが、主催者は参加賞としてメダルを授与した。

 

酒もドラッグもやめる

 

Pinhoさんはこれまで路上で生活し、酒とドラッグに溺れていた。だが、動画が話題になってから全てが変わったという。スポーツシューズやウエアの寄付を受け、いくつかのブランドとの契約も決まり、今はスポーツ・ジムに寝泊まりさせてもらっている。

 

今後はマラソンに打ち込むため、毎日路上でトレーニングをしているそうだ。そして酒もドラッグもやめた。

 

「今は人生を良い方向に変えたいのです。そのためには酒とドラッグをやめなければいけません。なので、あのマラソン以来一度もやっていません」(了)

 

出典元:eBaum’s World:Drunk Dude Crashes Race in Flip-Flops, Somehow Finishes and Gets Medal(8/8)
出典元:EU ATLETA:Homem que viralizou correndo embriagado e de chinelo foca no esporte para largar o alcoolismo(8/6)

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