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中国の楼閣で火災が発生、観光客の無責任な火の取り扱いが原因

中国の楼閣で火災が発生、観光客の無責任な火の取り扱いが原因
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先日、中国江蘇省の寺院にある楼閣で火災が発生したが、その原因が観光客の火の不始末だったことが明らかにされた。

 

3階建ての楼閣「文昌閣」が全焼

 

11月12日、江蘇省の張家港市、鳳凰山にある3階建ての楼閣「文昌閣」で火災が発生し、全焼した。

 

「文昌閣」は「永慶寺」の敷地内にあり、当初は1500年前の建造と報じられていたが、実際には2008年1月に建造され、2009年10月に完成したという。

 

中国メディアは13日、この火災で死傷者は出ておらず、周辺の森林地帯への影響もなかったと報じた。火災の様子がこちら。

 

蝋燭と線香の「無責任な」取り扱い

 

その後、張家港市当局は声明を発表し、今回の火災が、観光客による蝋燭と線香の「無責任な」取り扱いが原因だと述べたという。

 

寺の境内にある建物は全て近代的なもので、古代の建造物はなく、楼閣内にも文化財は収蔵されていない。

 

張家港市当局は、調査結果に基づき火災の「責任追及」を行うと発表。また今回の事故から教訓を得て、防火対策を強化し、このような事故の再発防止に努めると述べたという。(了)

 

出典元:Straits Times:Temple blaze in China blamed on tourists’ ‘irresponsible’ handling of candle, incense(11/18)

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