マチャド氏がトランプ氏とノーベル平和賞の共有を提案、委員会側は拒否

昨年、ノーベル平和賞を受賞したベネズエラの野党指導者、マリア・コリーナ・マチャド氏が、アメリカのトランプ大統領に賞を贈呈したいと表明した。
「賞をトランプ大統領に贈呈し、共有したい」
トランプ大統領は以前から、ノーベル平和賞を強く望んでおり、その願望を隠していない。
そしてアメリカ軍がベネズエラを急襲し、ニコラス・マドゥロ大統領を拉致した後、マチャド氏はFOXニュースに対し、「ベネズエラ国民を代表して、ノーベル平和賞をトランプ大統領に贈呈し、共有したい」と語った。
またマチャド氏は「彼(トランプ氏)の功績は歴史的です。民主主義への移行に向けた大きな一歩です」と述べたという。
この発言を受け、トランプ大統領は、マチャド氏からノーベル平和賞を受け取るかどうか、記者から尋ねられると、「大変光栄なことになるだろう」と答えたそうだ。
ノーベル委員会、譲渡は不可能
しかし、ノルウェー・ノーベル委員会とノルウェー・ノーベル研究所はその後、賞の譲渡は不可能であるとの警告を発し、声明で次のように述べた。
「事実は明確であり、十分に確立されています。ノーベル賞が発表された後は、取り消し、共有、または他者への譲渡はできません。決定は最終的なものであり、永久に有効です」
またアルフレッド・ノーベルの遺言にもノーベル財団の定款にも、ノーベル賞の取り消しについては一切触れられておらず、オスロの授与委員会の決定に対して訴訟を起こすこともできないという。
12月にベネズエラから脱出し、ノーベル賞授賞式に出席するためオスロに密かに渡航したマチャド氏は、トランプ大統領によるベネズエラへの侵攻とニコラス・マドゥロ大統領の排除を支持してきた。
しかしトランプ氏は、マチャド氏をベネズエラの指導者として支持することは控えており、副大統領だったデルシー・ロドリゲス氏に政権を託そうとしている。(了)
出典元:The Guardian:Nobel Institute rejects María Corina Machado’s offer to share peace prize with Trump(1/10)


























