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NBAや全米ライフル協会まで、ミネアポリスでの射殺事件を非難

NBAや全米ライフル協会まで、ミネアポリスでの射殺事件を非難
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アメリカのミネソタ州で先日、白人男性のアレックス・プレッティさんが移民捜査官によって殺害されたが、各団体が非難声明を発表した。

 

「もはや沈黙を守ることはできない」

 

全米プロバスケットボール協会(NBA)は、ミネソタ州のミネアポリスで、アレックス・プレッティさんとレニー・グッドさんが、移民捜査官によって射殺された事件を受け、1月25日に声明を発表した。

 

NBAは声明で、「選手たちは、もはや沈黙を守ることはできない」とし、次のように述べた。

 

「今こそ、これまで以上に言論の自由の権利を守り、正義を求めて抗議活動を行い、命を危険にさらしているミネソタの人々と連帯しなければなりません。私たち全員を守るはずの市民の自由が、分断の炎によって脅かされることを、私たちは許しません」

 

またNBAのスター選手たちも、プレッティさんの殺害を非難。ブレアナ・スチュワート選手は、試合前に「ICE(移民関税執行局)を廃止せよ」と書かれたプラカードを掲げたという。

 

米国看護師協会も説明責任を要求

 

500万人以上の看護師が登録している米国看護師協会(ANA)も、看護師だったプレッティさんが殺害されたことを受け、SNSに声明を発表し、次のように述べた。

 

「ANAは、地域社会における暴力行為を非難します。今回の事件をはじめとする一連の事件の深刻さは、透明性と説明責任を強く求めています。ANAは、徹底的かつ公平な調査を求め、アレックスさんのご家族と一般市民が理解できるよう、調査結果を迅速かつ明確に共有するよう強く求めます。看護師の4人に1人が、すでに職場での暴力を経験しています。連邦法執行機関による事件が全国で増加し続ける中、私たちは職場と地域社会の両方における看護師の安全を深く懸念しています」

 

全米ライフル協会も「徹底的な調査」を要求

 

全米ライフル協会(NRA)と銃規制反対団体も、アレックス・プレッティさん殺害事件の「徹底的な調査」を要求した。

 

プレッティさんはアメリカ市民であり、銃の携帯が合法的に認められていたが、殺害された当時、銃を抜いておらず、振りかざしてもいなかった。そして移民捜査官が、プレッティさんの腰に手を伸ばし、拳銃らしきものを持って下がった後、別の移民捜査官が発砲し、殺害した。

 

しかしトランプ大統領によって、カリフォルニア州の連邦検事に臨時任命されたビル・エッサリ氏は、「銃を持って法執行機関に近づけば、彼らがあなたを射殺することは法的に正当化される可能性が高い」とSNSに投稿した。

 

この投稿に対し、全米ライフル協会(NRA)は「この考え方は危険であり、間違っている。責任ある国民は、一般論を述べるのではなく、法を遵守する市民を悪者扱いするのでもなく、徹底的な調査を待つべきだ」

 

また銃規制に反対するロビー団体「ガン・オーナーズ・オブ・アメリカ」も、エッサリ氏の主張を批判。次のように述べた。

 

「連邦捜査官が、合法的に銃を携帯して近づいてきた携帯許可証保持者を『射殺』することは、『法的に正当化される可能性は高くない』。アメリカ合衆国憲法修正第2条は、抗議活動中に武器を所持するアメリカ人の権利を保護しており、連邦政府はこの権利を侵害してはならない」

 

カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(民主党)の報道官室は、エッサリ氏に対するNRAの批判に対し、SNSで次のように投稿した。

 

「驚きだ。NRAでさえ、(略)連邦捜査官がアレックス・プレッティ氏を殺害することは『法的に正当化される』と主張するのは、行き過ぎだと考えている。NRAでさえあなた(トランプ氏)を批判しているのに、あなたの立場は本当にひどい」(了)

 

出典元:The Guardian:Minneapolis shooting: More Republican lawmakers join calls for full investigation into Alex Pretti’s killing – live(1/25)

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