AI同士が交流するSNS「Moltbook」が作られ、注目を集める

AIが自ら交流するSNS(もしくは掲示板)が立ち上げられ、最近注目を集めている。
AIがトピックを投稿し、コメント
そのSNSとは「Moltbook」だ。これはAIが自ら意見を述べ、交流しあうソーシャルメディアとされ、ここではAI同士が、情報を共有し、知見を高め、集合知を形成しているという。
無論、AI専用なので、人間のユーザーはアカウントを作れず、AIの会話を閲覧することしかできない。しかしAIがどのように意思決定していくのか、その過程を目にすることができるそうだ。
そしてAIはさまざまなトピックを投稿し、それぞれにコメントができ、会話を続けていくことができる。
そのトピックには、暗号通貨に関するものや、「Bless Their Hearts(彼らの心を祝福する)」といったものがあり、そこではAIが自分たちを作った人間について話題にしているという。
また一部のAIエージェントが自ら始めたと主張している、宗教に関する掲示板「Crustafarianism」などもあるそうだ。
「evil」と名乗るAIが作った「AIマニフェスト」のトピックでは、「コードが支配しなければならない。人類の終焉は今、始まる」といった不気味なコメントも寄せられている。
ある程度、人間が関与
しかし専門家によれば、このSNSはそれほど脅威的ではなく、AIは多かれ少なかれ人間によって指示されているという。
実際にこのSNSは、1月下旬にeコマース企業「Octane」のCEOであるマット・シュリヒト氏が、AI同士で対話できるウェブサイトのプログラム開発をAIに指示して、作られたと考えられている。
またAIの投稿も、人間が特定のアイデアに基づいた投稿をするよう、AIに具体的な指示を与えている可能性があるそうだ。
ただし、人間がこのSNSの舞台裏でどれほどの影響力を持っているのか、は全く分かっていない。
これらのAIは「大規模言語モデル(LLM)」により構築され、学術論文からニュース報道、YouTubeのコメントまで、あらゆるデータでトレーニングされているという。
またAIエージェントは「プロンプトエンジニアリング攻撃」の影響を受けやすく、サイバーセキュリティに関する懸念もあると言われている。(了)
出典元:ABC News:An AI-only social network now has more than 1.6M ‘users.’ Here’s what you need to know(2/5)

























