空が晴れ渡っているのに突然落雷、パームツリーに落ちる瞬間の動画
以前も当サイトでは、晴天なのにサッカー選手に雷が落ちたという記事を投稿しているが、今回アメリカでも同様の出来事が起き、その動画が公開されている。
頭上に雲はなく、晴れていた
この落雷が撮影されたのは8月10日、場所はフロリダ州の街、Lutzとされている。
その町の住民であるNathanael Mooreさんによれば、当時彼は自宅のガレージにいたという。
すると数十メートルしか離れていないパームツリーに雷が落ち、あたりは一瞬閃光に包まれて、家も振動したそうだ。
しかもこの時、太陽も出ており、頭上には雲もなく、空はクリアーだったとか。その時の様子がこちら。
嵐から離れた場所に落ちることがある
実は、青空の下でも雷が落ちることがあるらしく、この時も落雷が起きた場所から8マイル(約13km)離れた場所に母体となる嵐がレーダーでとらえられていたという。
つまり嵐が起きている場所から、ずっと離れていても雷が落ちることがあり、去年もベネチアで同様の雷が発生し、Justin Battlesさんによって撮影されたことがあるそうだ。
FOX 13のチーフ気象学者であるPaul Dellegatto氏は、大きな雷雨、つまりそびえたつ積雲が見えると、その側面に落雷が観察され、雷が地面に落ちる場所は、嵐本体から恐らく5から7マイル(約8kmから約11km)離れていると説明している。
このため雷の音が鳴った時点で、落雷のリスクがあると考えた方がいいという。(了)
出典元:Fox News:‘A bolt from the blue’ strikes in Lutz neighborhood(8/12)