プロミュージシャンがニワトリのおもちゃで演奏する結婚行進曲に、感心しつつ笑う
フェリックス・メンデルスゾーン作曲の「結婚行進曲」は、荘厳で華やかな響きを持つ有名な曲だ。
劇音楽「夏の夜の夢」の一曲として作曲されたそうだが、まさか後になってこんな演奏のされ方をするとは、作曲者も想像がつかなかっただろう。
ピィピィサウンドで大真面目に演奏
オーストラリアに住む2人の中国系青年デュオが、YouTubeビデオの中でこの曲を演奏している。
使っている楽器はピィピィと鳴るビニール製のニワトリのおもちゃ。重ね撮りで見事な4重奏に仕上げている。
なんと言っても、最後まで大真面目でやっているのがおかしい。しかし、4つのパートが織りなすハーモニーの美しさには感心してしまう。おもちゃのピィピィ音なのに。
きちんと音程を取っている点もお見事である。
2人の本職はバイオリンデュオ
実は、この2人は「TwoSet Violin」という名で活動しているプロのバイオリンデュオ。
レパートリーはクラシック音楽だが、それをコミカルに演奏するのでソーシャルメディアで話題になり、70万を超えるフォロワーを集めている。
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2人ともオーストラリア・クイーンズランド交響楽団の臨時メンバーとして演奏していたというのだから、バイオリンの実力は相当のもの。
デュオ活動に専念するようになってからは、ピアニストのラン・ランやバイオリニストのマキシム・ヴェンゲーロフなど一流ミュージシャンと共演したり、有名なシドニー・オペラハウスでリサイタルを行うなど、意欲的に活動を続けている。
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ニワトリおもちゃの可能性を追求
TwoSet Violinの2人は、ニワトリおもちゃの楽器としての可能性(あるいは話題性)に注目しているようだ。ピィピィ音をフューチャーしたYouTubeビデオを他にもいろいろ発表している。
例えばパッヘルベルの「カノン」↓
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チャイコフスキーの「花のワルツ」↓
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マーラーの独奏にも挑戦している↓
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もっと見たい人は、YouTubeチャンネルの「TwoSetViolin」をどうぞ。(了)
出典元:Mashable:Please use this rubber-chicken rendition of ‘Wedding March’ in your upcoming nuptials(8/11)
出典元:twosetviolin.com