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大統領就任式の会場近くで、警察が銃を不法に所持した男を逮捕

大統領就任式の会場近くで、警察が銃を不法に所持した男を逮捕
flickr_Pierre-Selim

大統領就任式が迫り、厳戒態勢が敷かれているアメリカの首都、ワシントンD.C.で、銃を持った男が逮捕された。

 

許可されていない拳銃や弾丸を所持

 

警察によれば、1月15日に検問をくぐり抜けようとしたバージニア州の男を逮捕したという。

 

その男は、公式ではない大統領就任式の招待状や、許可されていない拳銃、500発以上の弾を所持していたそうだ。

 

しかも逮捕された場所は、就任式が行われる連邦議会議事堂から北東へ1マイル(約1.6km)しか離れていなかったと言われている。

 

検問で止められ拳銃を差し出す

 

逮捕された男、Wesley Allen Beeler容疑者(31)は、その日トラックで検問まで運転してきて、銃を隠したまま通過しようとしたという。

 

しかし警察がBeeler容疑者に車を片側に寄せるよう命じ、その後「人に危害を加えるようなものを持っていないか」と尋ねたところ、車内の中央に拳銃があると伝え、それを手渡してきたそうだ。

 

さらに警察が、Beeler容疑者をトラックから降ろし、車内を調べたところ、他の銃や弾などが見つかった。

 

FBIは大統領就任式で武装デモが起きる可能性があると警告しているが、同時に恐ろしいのは1人でテロを起こす場合だとも言われている。

 

現在、連邦議会周辺は2万人以上の州兵が派遣され、警備に当たっているという。(了)

 

 

出典元:USA TODAY:Capitol Police arrest Virginia man who tried to pass security checkpoint with gun, ‘unauthorized’ inauguration credential(1/16)

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