アフガンの自爆テロで亡くなった米の女性兵士、赤ちゃんを抱いた写真に涙
先日、アフガニスタンの首都カブールにある空港付近で、自爆テロが起き、多くの市民とともに、13名の米兵も亡くなった。
そのうちの1人の女性兵士の写真が、人々の涙を誘っている。
メンテナンス技師としてアフガンに派遣
その女性兵士とは、カリフォルニア州の街、サクラメント出身のNicole Geeさん(23)だ。
彼女はノースカロライナ州にあるLejeune基地に所属し、第24海兵隊遠征部隊のメンテナンス技師として、アフガニスタンに派遣されていたという。
そしてイスラム原理主義組織・タリバンが首都・カブールを制圧すると、多くのアフガニスタンの人々を退避させる任務についていた。
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赤ん坊を抱いている写真
しかし8月26日、カブールにあるHamid Karzai国際空港付近で、ISIS-Kによる自爆テロが起き、それによりGeeさんは亡くなった。
この事件が起きる1週間前、Geeさんは市民から託された赤ん坊を抱いている写真を、自らのインスタグラムに投稿していた。
しかもその投稿には「私はこの仕事が大好き」と書かれていたそうだ。
また別の投稿では、アメリカ軍の輸送機に乗り込むアフガニスタンの市民を、エスコートしている様子も映っていた。
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アメリカのバイデン大統領は、自爆テロを受け「関わった人間を追い詰め、この代償を払わす」と述べており、その数日後には米軍のドローン攻撃により、自爆テロに関与した2人の過激派幹部を殺害したという。
しかしGeeさんの他にも、多くの若い兵士たちが亡くなっており、ネットにも彼らの死を悼む投稿が行われている。(了)
The death toll of US service members stands at 13, this includes 2 women. Sgt. Nicole Gee, age 23, Marine & Sgt. Johanny Rosario, age 25, also a Marine. As far as I know, these are the oldest of the fallen. pic.twitter.com/fc2R8igRq9
— Antolin Perez (@InsomniaRealm) August 28, 2021
Corporal Hunter Lopez’s mom, an RSO deputy, tells me his last act of service was bringing this little boy in Afghanistan to safety … carried him on his shoulders for five miles. He is the epitome of hero. pic.twitter.com/xqCrEJlCV1
— Kitty Alvarado NBC (@HeyKitty) August 28, 2021
出典元:ABC7:Sgt. Nicole Gee, slain Marine from Sacramento, cradled baby at Kabul airport 1 week before explosion(8/29)