悪夢に悩まされた…インドで古代の神像を盗んだ泥棒が告白
インドのお寺から泥棒たちによって盗まれた神の像が、その後返却された。(アイキャッチはイメージ)
300年の歴史を持つ寺院から盗む
インドの警察によれば、泥棒のグループは先週、300年の歴史を持つバラジ神(ヒンズー教の神・ヴィシュヌの化身)の寺院から16体の像を盗んだという。
しかし5月16日になると、ウッタル・プラデーシュ州のチトラクート地区にある寺院の住職の家の近くに、14体の像が置かれていたそうだ。
またそこには泥棒たちが書いたとみられる手紙も残され、謝罪を求める内容や告白が書かれていたという。
8種類の金属の合金で作られた像
この像の1つは、8種類の金属の合金である「Asthadhatu」で作られており、約5キロの重さがあったそうだ。
また盗まれたものの中には、神々を飾るために使われる銀の装飾品も含まれていたとか。
もっともこれらの像を盗んだ泥棒のグループは、まだ捕まっていない。
しかし泥棒たちは、ヒンドゥー語で書いた手紙において、「私たちは平穏に眠り、食べ、暮らすことができませんでした。恐ろしい夢にはうんざりしているので、貴重品をお返しします」と綴っていたという。(了)
出典元:MailOnline:Thieves steal 16 idols from ancient Hindu temple in India – and then return them begging for forgiveness after being ‘haunted by scary dreams’(5/17)
出典元:The Guardian:‘We’re fed up with scary dreams’: thieves return temple treasures in India(5/17)